特許微生物寄託業務の一元化に関するお知らせ/特許微生物寄託センター(NPMD)
平成25年1月16日変更(赤文字部分)
平成23年11月16日
独立行政法人製品評価技術基盤機構
この度、独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下「NITE」という。)及び独立行政法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)は、その担うべき業務に特化し、業務運営の効率化を図る観点から、各々の事業を見直した結果、産総研の特許生物寄託センター(以下「IPOD」という。)における特許法施行規則第27条の2に規定する特許庁長官の指定する寄託機関及びブダペスト条約上の国際寄託当局としての特許微生物寄託業務をNITEが平成24年4月に承継し、特許微生物寄託業務の一元化を図ることとなりました。
平成24年4月からNITEは、産総研のIPODの事業を承継することとなりました。(注)
今回、寄託業務の承継に伴う変更内容の概要は、下記のとおりです。寄託者の方々におかれましては、この度、御不便をおかけすることとなりますが、御理解と御協力の程、よろしくお願い致します。
寄託サービスを受けられている方々を対象に、上記寄託業務の承継に関する御連絡を別途御案内致しますので、御不明な点がございましたら、個別にお問い合わせいただけますようお願いします。
- (注)今回の寄託業務の承継は、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針(平成22年12月7日閣議決定)」における「産業技術総合研究所の特許生物寄託センターと製品評価技術基盤機構の特許微生物寄託センター(以下「NPMD」という。)を統合することとし、平成23年度以降、順次、必要な措置を講ずる。」との決定を受け、産総研からNITEが当業務を承継することとしたものです。
名称及び場所
(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
名称 | 略称 | 場所 |
---|---|---|
特許微生物寄託センター | NPMD | 千葉県木更津市 |
特許生物寄託センター | IPOD (変更) | 茨城県つくば市 |
(平成25年4月1日以降)
IPODは、平成25年4月を目途に、つくば市から木更津市への移転を予定しております。
住所変更のお知らせ(平成25年1月16日追加)
受託可能な生物種及び試料形態
一元化後は両センターの受託可能な生物種の重複を除き、効率的な業務運営を図ります。予定されている両センターの受託可能な生物種の範囲等については下表のとおりです。
生物種 | NPMD | IPOD |
---|---|---|
細菌 | 形態:原則、凍結標品もしくは凍結乾燥、L-乾燥標品 サンプル数:10本以上 |
NPMDで受託いたします。 |
放線菌 | ||
古細菌 | ||
酵母 | ||
糸状菌 | ||
バクテリオファージ | ||
プラスミド | ||
動物細胞 | 形態:凍結標品 サンプル数:12本以上 |
|
受精卵 | ||
植物細胞 | IPODで受託いたします。 | 形態:試験管中の個体培養(カルス) サンプル数:5本以上 |
藻類 | 形態:試験管中の個体培養(スラント) サンプル数:5本以上 |
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原生動物 | ||
種子 | サンプル数:25粒×100包 |
申請方法
NPMDへの各種申請については、様式、方法等の変更はございません。 IPODへの申請については、新規に申請書等の様式を定め、事業承継までにNITEのホームページからお知らせ致します。 なお、今回の事業承継に伴いIPODに寄託されている方に対してサンプルの再提出、手数料の追加徴収はございません。
住所変更に伴い、各種申請書等の様式はNPMD及びIPOD共に平成25年4月より変更いたします。
手数料(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
両機関の手数料の変更はございません。
なお、今回、据え置きとなります手数料については、総務省政策評価・独立行政法人評価委員会等から抜本的な見直しを指摘されており、IPODを木更津市に移転する平成25年4月以降に再設定を行う予定です。
手数料の変更のお知らせ(平成25年1月16日追加)
本件に関する問い合わせ先
特許微生物寄託センター センター長 原
担当:松尾、大野
電話:0438-20-5580、FAX:0438-20-5581
E-mail:npmd@nite.go.jp
お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 特許微生物寄託センター(NPMD)
-
TEL:0438-20-5580
住所:〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8 122号室 地図
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