アジア・コンソーシアム(ACM)
本ページの最終更新日:2024年3月14日
生物多様性条約 (Convention on Biological Diversity: CBD) は、
1)生物多様性の保全
2)その構成要素の持続可能な利用
3)遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な分配
を目的とする国際条約です。 この条約によって遺伝資源には原産国の主権的権利が認められるようになり、遺伝資源の利用には資源提供国の事前合意と、公正かつ衡平な利益配分が求められるようになりました。 そこで海外への遺伝資源へのアクセスが円滑に行われるとともに、利用におけるリスク軽減のため、微生物の保存・管理・提供を担う生物資源センター(Biological Resource Center)の役割が重要視されるようになっています。
NITEは、平成16年にアジア地域の11ヵ国と共に「微生物資源の保全と持続可能な利用のためのアジア・コンソーシアム(ACM)」を設立しました。現在、14ヵ国・地域、29機関が加盟し、活動を行っております。ACMでは年次大会を開催し、アジア地域における生物遺伝資源(特に微生物)の研究者やその利用に係る研究開発政策担当機関の代表者との意見交換を行っています。交流の緊密化・活発化を通じて、各国関係者間の理解を深め、CBD(生物多様性条約)の枠組みの中でアジアを中心とした生物遺伝資源の保存とその有効利用を図ることを目的に活動しています。
ACM年次会合の様子
第20回会合 | インドネシア(ボゴール) | 2023年11月 | 詳細はこちら |
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第19回会合 | 中国(北京・オンライン) | 2022年10月 | 詳細はこちら |
第18回会合 | タイ(バンコク・オンライン) | 2021年7月 | 詳細はこちら |
第17回会合 | 日本(東京・オンライン) | 2020年9月 | 詳細はこちら |
第16回会合 | マレーシア(セランゴール) | 2019年7月 | 詳細はこちら |
第15回会合 | モンゴル(ウランバートル) | 2018年10月 | 詳細はこちら |
第14回会合 | 台湾(台北) | 2017年12月 | 詳細はこちら |
第13回会合 | インド(チャンディーガル) | 2016年11月 | 詳細はこちら |
第12回会合 | インドネシア(ジャカルタ・ボゴール) | 2015年10月 | 詳細はこちら |
第11回会合 | 韓国(ソウル) | 2014年10月 | 詳細はこちら |
第10回会合 | 中国(北京) | 2013年9月 | 詳細はこちら |
第9回会合 | タイ(チェンマイ) | 2012年10月 | 詳細はこちら |
第8回会合 | マレーシア(クアラルンプール) | 2011年10月 | 詳細はこちら |
第7回会合 | 日本(東京・千葉) | 2010年10月 | 詳細はこちら |
第6回会合 | ベトナム(ハノイ) | 2009年11月 | 詳細はこちら |
第5回会合 | 韓国(大田) | 2008年10月 | 詳細はこちら |
第4回会合 | インドネシア(ボゴール) | 2007年11月 | 詳細はこちら |
第3回会合 | 中国(北京) | 2006年11月 | 詳細はこちら |
第2回会合 | タイ(バンコク) | 2005年11月 | 詳細はこちら |
第1回会合 | 日本(つくば) | 2004年10月 | 詳細はこちら |
ACMについては、ACMウェブサイトもご覧ください。
また、NITEは、日本とアジア諸国/地域との協力体制を構築しています。
くわしくは、「アジア諸国/地域との協力体制の構築」をご覧ください。
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