第6回アジア・コンソーシアム会合の開催
全体概要
第6回アジア・コンソーシアム会合の様子
第6回アジア・コンソーシアム参加者
第6回アジア・コンソーシアム(ACM)は、ACMメンバーであるベトナム国家大学ハノイ校(VNUH)の主催で2009年11月27~28日にベトナムにて開催されました。
- 参加国:
- 中国、日本、韓国、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム
会合の概要
1.BRCネットワークに関する報告 Bioresource Information Management (BIM)
- 議長から、Asian Biological Resource Center Network (ABRCN) について説明があり、ホームページ(http://www.abrcn.net)を紹介するとともに、他の国の参加呼びかけがありました。
- また、世界微生物資源機関連合(WFCC)やグローバルBRCネットワークGBRCN)のような世界で先行している取組みとの関係や他のBRC ネットワークや学会との連携について紹介がありました。
- また、2010年、中国においてデータベースに関するワークショップを開催する予定であるとの報告がありました。
2.人材育成に関する報告 Human Resource Development in Microbiology (HRDM)
- Indrawati Gandjar 教授の議長引退に伴い、新議長としてフィリピンの Rosairio Mosalud 博士が推薦され、参加者全員に承認されました。
- 今後は、新議長の下、各国1名がHRD-TF委員となり、自国の意見を集め、ACMとしてできることの議論から開始することとなりました。
3.微生物資源移転管理に関する報告 Management of Material Transfer (MMT)
- 議長のTanit博士から、ACMのMMTガイドラインについて、昨年のACM5以降の取り組みについて報告がありました。
- 2010年に日本で開催予定の生物多様性条約締約国会議COP10のサイドイベントや論文等において、ACMガイドラインを発表することが提案されました。
4.次回開催国
第7回ACMは日本(2010年)でCOP10の前に開催されます。その次の第8回開催国はマレーシアが立候補し、承認されました。
5.その他
NITEの藤田博士、大阪大学の仁平博士、リエージュ大学の Philip Thonart 博士及びベトナム FIRI の Vu Nguyen Thanh 博士の基調講演が行われました。
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