製品安全教育DVDハンドブック(電池の事故)
メニュー一覧
あらまし
おもちゃの電池を交換する時、1本を逆向きに入れてしまいました。
解説
電池は、プラス極(+)からマイナス極(-)へ、電流が流れます(電子は、(-)極から(+)極へ流れます)
機器に電池を入れる場合、機器が指定する方向に正しく入れなければなりません。電池を逆方向に入れる逆装てんをした場合、機器は正常に動きません。
さらに、逆方向の電池が他の電池によって充電されて熱くなり、電池内部でガスが発生し、液もれや破裂のおそれがあります。
また、新しい電池と古い電池を混ぜて使用すると、古い電池が放電の限界を超えて、電流を流してしまう状態(過放電状態)になります。それによって内部にガスが発生して内圧が上がり、液もれや破裂のおそれがあります。もれた液体は電解液で、アルカリ電池には強アルカリの水酸化カリウム、マンガン電池には塩化亜鉛などが使用されています。
お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
-
TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図