CMC letter No.14(第14号)- [NITE化学物質管理センターからのお知らせ]
欧州化学品庁との協力文書(Statementof Intent)への署名をしました
URL:http://www.safe.nite.go.jp/kanren/pdf/echa_statement_of_intent.pdf【PDF:189KB】
平成23年6月15日付けでNITEは、日本の化学物質管理の関係政府機関と欧州化学品庁(European Chemicals Agency:E C H A )との協力関係を推進するために、協力文書(Statement of Intent)に署名をしました。
我が国と欧州の共通である、人の健康又は環境への影響のおそれがある化学物質による汚染防止を実現するために、情報交換、意見交換、技術協力の推進を目指します。
具体的な項目には、①化学物質管理制度に関する情報交換、②構造活性相関(QSAR)の技術協力、③リスク評価手法に関する情報交換及びデータの共有などが含まれます。
本文書により、今後の協力関係の促進が期待されます。
署名者
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- 欧州側
- :欧州化学品庁事務局長
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- 日本側
- :経済産業省製造産業局化学物質管理課長
- 厚生労働省医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室長
- 厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課長
- 環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課長
- NITE化学物質管理センター所長
左から2番目がNITE化学物質管理センター辻所長(当時)
NITE化学物質管理センター成果発表会 2011を開催しました
プログラム及び講演資料
http://www.safe.nite.go.jp/seika2011/seika2011_repo.html
平成23年6月15日(水)に東京会場、7月22日(金)に大阪会場で「NITE化学物質管理センター成果発表会 2011」を開催し、東京会場366名、大阪会場206名の計572名の方々にご参加をいただきました。
講演会場では、経済産業省製造産業局化学物質管理課の基調講演、産業技術総合研究所安全科学研究部門の蒲生研究グループ長及び大阪大学大学院工学研究科の東海教授に特別講演をいただきました。
当センター職員からも3テーマの発表を行い、特に「アジアの化学物質管理制度」及び「リスク評価」に関するテーマについて、高い評価をいただきました。
ポスターセッションでは、リスク評価等の手法やデータベース、リスクコミュニケーションツールの紹介など7テーマについて展示を行い、来場された方々と個別業務について直接意見交換を行うことができました。
ミニセミナー(東京会場のみ)では、当センターが情報提供しているCHRIP及びカテゴリーアプローチについて、どのように活用するのか等を含め、具体的な内容についてそれぞれ15分ずつ実施しました。各回とも70名の定員に対し満席となり、次回も開催して欲しいとの要望が数多く寄せられました。
また、大阪会場の来場者からは、関西方面で今後も発表会やセミナーなどの場を設け、化学物質管理に関する情報提供をして欲しい旨の要望を多数いただきました。
今後も、皆様からお寄せいただいたご意見等を参考に、必要とされる情報をより分かりやすくご提供できるよう努めてまいります。
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