NBRC開所10周年記念国際シンポジウム-バイオリソースセンターの遺伝資源管理に対する名古屋議定書の影響-
本シンポジウムは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
2010年10月に開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において、遺伝資源の利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分に関する「名古屋議定書」が採択されました。締約国では、名古屋議定書の批准に向けて検討および準備が進んでいます。NBRCなどのバイオリソースセンター(BRC)は、名古屋議定書の発効により、BRCの活動にどのような影響があり、その結果、BRCのユーザーの方々にどういった影響を与えるのかについて調査し検討をしているところです。
このような背景から、NITEバイオテクノロジーセンターでは、名古屋議定書の専門家および海外の微生物BRCの方々をお呼びし、微生物資源の管理の状況と名古屋議定書の遵守に関するBRC運営の問題点について、情報共有するためのシンポジウムを開催することとしました。
本シンポジウムは、名古屋議定書遵守とBRC運営について、世界の微生物BRCコレクションの方々が一堂に会して議論する初めての機会です。BRCユーザーの皆様にとって得られた情報が有意義なものとなり、またBRC関係者の皆様にとって名古屋議定書発効後のBRC運営の参考にしていただければ幸いと考えております。
御多忙のことと存じますが、何とぞ御来場いただきますよう御案内申し上げます。
プログラムはこちら【PDF:531KB】からダウンロード可能です。
記
日時 | 2012年12月6日(木) 13:00~18:15 |
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会場 | フクラシア東京ステーション
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入場料 | 無料 |
言語 | 英語 |
主催 | 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE) |
後援 | 経済産業省、環境省、文部科学省 |
協賛 | 日本菌学会、日本微生物資源学会、日本放線菌学会、一般財団法人バイオインダストリー協会 |
お申し込み方法 | ご所属、ご氏名、メールアドレスをご記入の上、nbrc-sympo2012@nite.go.jpにお申し込みください。(先着100名)
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お問い合わせ先 |
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プログラム | ||
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13:00-13:20 | 開催の辞 | 安井 至(独立行政法人製品評価技術基盤機構 理事長) |
挨拶 | 田村 道宏(経済産業省製造産業局生物化学産業課 事業環境整備室 室長) 牛場 雅己(環境省自然環境計画課生物多様性施策推進室 室長) |
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13:20-13:50 | 講演 | 生物多様性条約下におけるBRC概念の展開について 炭田 精造(独立行政法人製品評価技術基盤機構技術顧問) |
13:50-14:20 | 講演 | 名古屋議定書遵守下でのBRC運営について 安藤 勝彦(独立行政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター上席参事官) |
14:20-14:50 | 講演 | 世界微生物連盟(WFCC)と名古屋議定書を焦点としたベルギーのBRC運営について Dr. Philippe Desmeth(WFCC会長、BCCM, ベルギー) |
14:50-15:10 | 休憩 | |
15:10-15:40 | 講演 | 名古屋議定書を焦点としたタイのBRC運営について Dr. Bubpha Techapattaraporn (BIOTEC, タイ) |
15:40-16:10 | 名古屋議定書を焦点としたヨーロッパBRC運営(EU及びCBSの視点から)について Dr. Gerard J. M. Verkley(CBS, オランダ) |
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16:10-17:00 | パネルディスカッション | 「BRC運営における名古屋議定書の影響」
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17:10-17:15 | 終了の辞 | 中川 純一(独立行政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター所長) |
17:15-18:15 | 交流会 |
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 計画課
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TEL:03-3481-1933
住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-10 地図
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