製品安全

“ずぼら調理”が招く危険
~トリセツをよく読んで「調理家電の事故」を防ぎましょう~

sdg_icon_04 sdg_icon_12

本件の概要

発表日:
令和6年9月26日(木曜日)
発表資料:
“ずぼら調理”が招く危険
~トリセツをよく読んで「調理家電の事故」を防ぎましょう~
映像資料:
電子レンジ「11.カップ麺容器の発火」
電子レンジ「12.ペットボトルの破裂」
IH調理器「4.少ない油で発火」
資料の概要:
 食欲の秋が到来です。近年は、時間効率を重視するタイムパフォーマンス(タイパ)志向の高まりを受けて、手軽な調理家電を用いてできるだけ手間をかけない「ずぼら調理」が人気です。しかしながら、その中には取扱説明書及び商品パッケージに記載されている注意事項(以下「注意事項」という。)をよく確認せずに誤った使い方をして事故に至ったケースがあります。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、「調理家電の事故」を防ぐために注意喚起を行います。

カップ麺の発火、IHこんろで油の発火

 
 
 
 
 
 



 2019年から2023年にNITEに通知のあった製品事故情報※1では、調理家電の事故は合計494件ありました。そのうち事故原因が判明した226件の中では、使用者の誤使用・不注意が関係しているものが44%(99件)を占め、最も多くなっています。
 『できるだけ手間をかけたくない。』『ちょっと温めるくらいなら大丈夫。』といったずぼらな気持ちから、注意事項を確認せずに誤った使用方法をしてしまうと大きな事故につながるおそれがあります。

 調理工程を省いても、安全のための手間だけは省かないようにお願いします。
■事故を防ぐために気を付けるポイント
○調理前に、取扱説明書及び商品パッケージに記載されている注意事項を確認する。
・禁止されている容器を加熱しない。
・禁止されている食品を加熱しない。
・揚げ物調理をする際は、取扱説明書に定められている油の量を守る。
○調理中は、その場を離れない。加熱しすぎない。
○調理後は、こまめに掃除する。
 
  • (※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。

発表資料

映像資料

地方版

ページトップへ

関連リンク

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。Adobe ReaderはダウンロードページGet ADOBE READERよりダウンロードできます。

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  製品安全広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図