事故情報特記ニュースNo.78
2007.1.18
株式会社大旺インターナショナルジャパンが輸入・販売した
電気ストーブ(ハロゲンヒーター)に係る注意喚起について
株式会社大旺インターナショナルジャパンが輸入・販売した電気ストーブ(ハロゲンヒーター)において、ガラス管が破裂し畳を焦がす事故や使用者がガラス破片で火傷を負った事故等が最近連続して発生したことから、経済産業省及び独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)が事業者の所在を調査したところ、電話が不通で登記された住所にも所在が確認できませんでした。このため経済産業省及び内閣府沖縄総合事務局は、今後、同様事故の発生する危険性が否定できないとして、平成19年1月18日、当該製品を使用している消費者に対し、直ちに使用を中止する旨の注意喚起を行いました。
これを受けて、niteにおいても、同様事故の再発防止の観点から、本件について情報提供いたします。
当該製品は使用中にガラス管が破裂し、火災や火傷につながる恐れがありますので直ちに使用を中止してください。
1. 対象製品の概要
2.これまでの事故の概要
下記のようにヒーターランプが破裂する事故が発生しています。
- (1)平成18年11月7日(広島県)ハロゲンヒーターの電源プラグをコンセントに差し込んだ途端、ヒーターランプが割れて飛び散り、床を数箇所焦がした。
- (2)平成18年12月28日(沖縄県)居間で使用中、約5分後に突然ガラス管が破損。その破片が飛び散り、消費者の洋服を突き抜けて腕を火傷した。またフローリング、座布団、洋服等も焦がした。
- (3)平成18年12月31日(沖縄県)ハロゲンヒーターを首振りして使用したところ、1時間後、ヒーターランプが破損し、粉々に飛び散り、畳を焦がした。
- (4)平成19年1月11日(沖縄県)ヒーターランプから火花が発生し、ランプが点灯しなくなった。
- (5)平成19年1月13日(沖縄県)ヒーターランプから火花が発生し、ランプが点灯しなくなった。
なお、当該事業者は他機種(遠赤外線ハロゲンヒーター、型番:BRE-800H)においても、電源遮断スイッチに不具合があるとして、平成15年11月5日に自主回収の社告を行っていますので、合わせてお知らせします。
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。Adobe Readerはダウンロードページよりダウンロードできます。
お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
-
TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図