事故情報特記ニュースNo.77
2006.12.22
電気ストーブのリコール情報と使用上の注意について
当製品評価技術基盤機構の調査結果では、電気ストーブに関する発煙・発火等の事故が138件(平成17年度)発生しています。
現在、同製品のリコールが、16社(39機種)において実施されていますが、改修や交換等が必ずしも進んでいない状況にあります。
そこで、リコール製品を一覧にしましたので、現在御使用の電気ストーブがリコール製品に該当するか御確認頂き、該当する場合は、至急、使用を中止して頂くとともに、連絡先(フリーダイヤル)があるものについてはご連絡ください。
また、毎年、電気ストーブによる発火等の事故が多発していることから、事故の未然防止のため、電気ストーブの使用上の注意について併せてお知らせします。
1.リコール製品一覧
電気ストーブで過去にリコールを行っているものの一覧は別紙のとおり【PDF:66KB】です。詳細はniteのホームページでも御確認頂けます。
2.電気ストーブの使用に当たって消費者にご注意して頂きたい事項について
リコール製品に限らず、電気ストーブは、誤った使い方や不注意によって、火災等の事故が起こる可能性があります。そこで、電気ストーブのご使用に当たっては、次のような点についてご注意ください。
- (1)就寝する前は必ず電源をOFFにし、また、外出するときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
電気ストーブのヒーターを点灯したまま就寝し、寝返りを打った際などに布団が接触し出火した事故例があります。 - (2)ふとんやカーテン等可燃物の近くでは使用しないでください。
電気ストーブに新聞紙などが接触して着火した事故例があります。 - (3)洗濯物や衣類等を器具の上に吊したり、干したりしないでください。
電気ストーブの上方にハンガーにタオルを掛けて乾かしていたところ、タオルが落下して燃え上がった事故例があります。 - (4)製品に添付された取扱説明書や器具本体に表示された注意事項をよく読み使用してください。
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図