事故情報特記ニュースNo.4
1997.1.21
通商産業省は、電気ストーブの発火事故に関してテストを実施した結果、電源コードの経年劣化により、発煙・発火する可能性があることが確認されたこと、また、家庭用電気製品の電源コードからの発火が、当省が収集した事故情報においても散見されることから、電源コードの発火事故再発防止に資するため、当該事故の情報を提供することとしました。
なお、下記の製品をお持ちの方は、直ちに点検を実施し、不具合があった場合、廃棄するか、又は、下記の販売事業者まで連絡し修理(有償) を受けるようにして下さい。
事故発生状況等及び事故製品は次のとおりです。
1.事故の発生状況
昭和63年に購入した電気ストーブを平成8年1月26日午後9時頃台所で使用し、本体スイッチを切って隣室にいた。午前5時40分頃トイレに行ったとき、ストーブから発火し、床面が焼けていた。
2.事故製品
商品名 | 電気ストーブ |
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型式 | RH-B8 |
生産国 | 日本 |
製造事業者 | ユニオン電子株式会社 |
販売事業者 | 三菱電機株式会社 |
製造期間 | 昭和62年7月~昭和62年11月 |
生産台数 | 53,967台 |
事故の発生件数 | 1件 |
4.措置
当該電気ストーブは長期間使用(購入後約8年)されており、現在使用中の同型式製品についてもコードの経時屈曲劣化が考えられることから、電源コードを動かすと通電したり、通電しなかったりする症状が認められる場合は、直ちに電源プラグを抜いて電源を切ること。
お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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FAX:06-6612-1617
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