国際単位系（SI）定義改定に伴いJCSSトレーサビリティ体系図の一部を変更しました

　2019年5月20日、国際単位系（SI）の定義が改定され、質量の単位「キログラム」が物理定数に基づく新定義に改定されました。これに伴い、計量法において質量の特定標準器として指定されていた「キログラム原器」は、「標準分銅群」に変更されました。（経済産業省告示第四～六号）

　今回の改定に伴い、質量関連量において、 JCSS登録事業者が行う校正事業や表明する不確かさ、発行するJCSS校正証明書について直接的な影響はありませんが、ホームページに掲載しているJCSSトレーサビリティ体系図の一部（２．質量　７．体積）に変更がありましたのでお知らせします。
詳しくは、JCSSトレーサビリティ体系図のページをご覧ください。

　SI定義改定の詳細は、国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター（NMIJ)より情報発信されていますので、ご参照ください。
・新時代を迎える計量基本単位ー国際単位系（SI）定義改定