事故情報特記ニュースＮｏ．２

１９９６．１１．２８

通商産業省は、製造上の問題により発煙・発火する恐れがある（株）エムアンドエム社のオイルヒーターの回収の実効を上げ、消費者保護を図るために事故の公表(平成８年度１１月２８日）を行いました。
下記の製品をお持ちの方は、直ちに使用を中止するとともに、購入された販売店又は下記の輸入事業者までご連絡下さい。

事故品の外観図

１．事故の発生状況

仮眠中、異臭に気付き、オイルヒーターを見るとコントロールボックスが焼け落ち、更に、カーテン、じゅうたんにも延焼し、室内がすすで黒く汚れていたなど。

コントロールパネル部の内部配線の接続用コードコネクタのねじの締め付けが弱く、接続不良のため、使用中の移動や繰り返しの通電により、コードコネクタでアークが発生し、これにより合成樹脂製のコントロールパネル及び電源コード収納部が発煙・発火する可能性がある。

本製品は､一昨年１２月から輸入業者が自主的に回収を行っており、既に、９５%にあたる１６，１３０台が回収されているが、なお、８２６台が市場に出回っている。

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