NO チェック,NO リユース! ~安全に使うための5つのチェックポイント~
本件の概要
- 発表日:
令和4年10月27日(木曜日) - 発表資料:
- NO チェック,NO リユース!
~安全に使うための5つのチェックポイント~ - 映像資料:
- リユース品「提供・入手時のチェックポイント」
- 資料の概要:
- 今回、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))はスマートフォン向けフリマアプリを運営する株式会社メルカリと連携して、リユース品(中古品)※1を安全に使用するための注意ポイントを紹介します。
近年、リユース品は店頭販売だけではなく、フリマアプリやインターネットオークションといったサービスも充実し、時間や場所を問わず手軽に個人間で売買できるようになっています。さらに、消費者のSDGs※2や3R※3への認知が高まったことに伴い、資源の有効活用やゴミ削減の意識も向上し、リユース市場の規模は、2021年で約2.7兆円(前年比11.7%増)となるなど、今後も拡大が予測されています※4。
その反面、リユース品による事故は毎年発生し、そのうち約8割は火災の原因となっているため注意が必要です。2017年度から2021年度までの5年間で、NITEに通知があった製品事故の情報※5では、リユース品の事故は合計279件発生しています。
リユース品の受け渡しにおいては、譲渡/販売する側(提供側)が事故の危険性のある製品を提供しない配慮はもちろんのこと、譲受/購入する側(入手側)でも安全な製品かどうかを見極めることが大切です。サステナブルな循環型社会の実現に向けてリユース品を上手に活用しつつ、双方が気をつけるべきポイントを確認し、事故を未然に防止しましょう。また、11月は「製品安全総点検月間」となっていますので、この機会にリユース品に限らず身の回りにある製品について改めてチェックしてみましょう。
■リユース品の提供側/入手側で気を付けるべき5つのポイント
①製品がリコール対象製品ではないことを確認する。
②製造時から長期間経過している製品かどうかを確認し、破損や変形、異常動作などの不具合がないかをチェックする。
③取扱説明書を入手し、付属品が揃っているか、正しく取り付けられているか、正常動作に影響する汚れがないか、消耗品の交換が必要かどうかなどを確認する。特に、ガス器具の取り外し・取り付けや電気工事は、有資格者、専門の事業者に依頼し、自分では行わない。
④メーカー等の信頼できる者以外により修理・改造された製品ではないか確認する。
⑤非純正バッテリーの取り付けの有無を確認し、機器メーカーで禁止されていないか確認する。
発表資料
映像資料
- モバイルバッテリー「1.リコール製品のモバイルバッテリーから発火」
- ガス瞬間湯沸器「2.中古ガス瞬間湯沸器のガス接続部から漏れたガスに引火」
- ガスこんろ「10.改造されたガスこんろの危険」
- 電源コード「6.ねじり接続で発火」
- バッテリーパック「2.非純正品の発火」
地方版
関連リンク
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
-
TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図