製品安全

介護現場における介護ベッド等による事故の防止について(注意喚起)

NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、別添のとおり、介護現場における介護ベッド等による事故の防止について記者説明会を行いました。

公表日

平成24年8月23日

本件の概要

報道発表資料

発表日:
平成24年8月23日(木)
タイトル:
介護現場における介護ベッド等による事故の防止について(注意喚起)
発表者名:
製品安全センター
資料の概要:

高齢化が進み、介護ベッド及び関連用具(以下「介護ベッド等」という。※1)は、病院や介護施設等で利用されていますが、在宅介護が広がり、家庭での事故も多く発生しています。
NITE製品安全センターに通知された製品事故のうち、介護ベッド等による事故は、平成19年度から23年度の5年間に179件(※2)ありました。
介護ベッド等の事故は、身体機能や認知レベルの低下した方ほど被害が大きく、事故件数も多くなっています。また、設置方法に問題がある等、介護ベッドの使い始めに発生する事故が多くなっています。そこで、特に介護に携わる方に注意していただくことで事故を防止するため、注意喚起することにしました。

 

  1. (※1)介護ベッド(病院用ベッドは除く)、ベッド用グリップ、サイドレールをいう。
    ベッド用グリップ:ベッドでの起き上がりや立ち上がり等の動作を補助する用具。
    サイドレール:ベッドからの転落防止のための側面の柵。
  2. (※2)平成24年6月29日現在、重複、対象外情報を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。 平成23年度に発生した被害なしの同一事業者の同一事例(リコール)43件が含まれていたことから、これらを除いた136件で分析を行うこととした。

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お問い合わせ

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