エアコン及び扇風機による事故の防止について(注意喚起)
NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、別添のとおり、エアコン及び扇風機による事故の防止について記者説明会を行いました。
公表日
平成24年6月21日
本件の概要
報道発表資料
- 発表日:
- 平成24年6月21日(木)
- タイトル:
- エアコン及び扇風機による事故の防止について(注意喚起)
- 発表者名:
- 製品安全センター
- 資料の概要:
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NITE製品安全センターに通知された製品事故のうち、エアコン及び扇風機の事故は、事故発生日でみると、平成18年度から23年度にエアコンの事故は、製品に起因しない事故や原因不明な事故を含め470件、扇風機の事故は231件ありました。
エアコンの事故470件について、事故発生状況を現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
- ① 電源コードや連絡配線の継ぎ足し及び電源コードとプラグ部の接続方法が不適切であったため、接触不良によって発火
- ② 洗浄液等が付着し、トラッキング現象が発生し、ショート
- ③ 電気部品等が経年劣化によってショート
また、扇風機では、「経年劣化による事故」が多く発生しています。扇風機の事故について、事故発生状況を現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
- ① スイッチを入れたままその場を離れ、コンデンサー等が経年劣化によってショート
- ② スイッチを入れたまま就寝し、コンデンサー等が経年劣化によってショート
エアコン及び扇風機の事故防止のための注意喚起に関しては、これまで、平成22年(6月及び8月)、平成23年(5月及び6月)と4度にわたって行ってきたところですが、特に扇風機については、昨年、節電要請の厳しかった関東では扇風機の事故が多く発生しました。本年においては、全国的に節電要請が高まっており、同様の事態が予想されることから、製品を安全に正しく使用して、事故を防止するため、再度注意喚起を行うこととしました。
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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