電気ストーブの事故の防止について(注意喚起)
NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、別添のとおり電気ストーブの事故の防止について記者説明会を行いました。
公表日
平成22年11月25日
本件の概要
報道発表資料
- 発表日:
- 平成22年11月25日(木)
- タイトル:
- 電気ストーブの事故の防止について(注意喚起)
- 発表者名:
- 製品安全センター
- 資料の概要:
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NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井至、本部:東京都渋谷区)製品安全センターに通知された製品事故情報のうち、「電気ストーブ」(※1)による事故は、平成17年度から平成21年度の5年間に999件ありました。(※2)
被害の状況は、死亡事故が91件、重傷事故が20件、「一室以上の火災」が405件でした。死亡者は102人で、70歳代以上が72人で7割を占めています。
「電気ストーブ」の事故で、消費者の誤った取り扱いや不注意によると考えられるものが282件(28%)あり、事故原因は、「寝具・衣類・家具など可燃物にヒーター部が接触したもの」が219件(78%)と「乾燥中の洗濯物が落下したもの」が35件(12%)に大別されます。なお、この2つの事故原因を合わせた254件のうち、85件は「就寝中」に発生した事故でした。
また、専ら設計上、製造上又は表示に問題があったと考えられるものが383件(38%)あり、リコール品も多数含まれています。このうち、「ハロゲンヒーター」が253件であり、約7割を占めました。
「電気ストーブ」による事故は、11月以降に多く発生することから、消費者に事故の内容を理解していただき、正しい使用によって事故を防止するとともに、リコール対象製品の確認を促すため、注意喚起をすることとしました。- (※1)電気ストーブ:ニクロム線電気ストーブ、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、
オイルヒーター、セラミックヒーター、パネルヒーターなど - (※2)平成22年10月1日現在、重複、対象外情報を除いた件数。
- 報道発表資料【PDF:79KB】※11月22日付
- 説明資料【PDF:917KB】
- (※1)電気ストーブ:ニクロム線電気ストーブ、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、
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- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
-
TEL:06-6612-2066
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