Vol.76  7月 9日号「エアコンによる事故」
■■■◆ ■ ◆========= 製品安全情報マガジン(PSマガジン)========== ■■■◆ PSマガジンは製品安全についての情報を ■ ■■■ お届けします。 (隔週水曜日発行) ■ ■ <等幅フォントでご覧ください> ■■ ・・・‥‥…………………………………‥‥・・・ ■ 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE・ナイト) ■■■ 生活・福祉技術センター 製品安全企画課 http://www.jiko.nite.go.jp/ =================2008.7. 9 Vol. 76======================= 今号では、そろそろシーズンのエアコンでご注意いただきたい事故事例をご 紹介しています。NITEからのお知らせでは、主婦連合会との共同公開講座 「製品安全概論-製品安全対策の基礎知識」をご案内しています。事故100 選は、留守宅の電気こんろから出火した事故です。 ====================================================================== 目次 ====================================================================== 1.製品事故収集情報 ・エアコンによる事故 ・消費生活用製品の事故情報収集状況(6月18日~7月1日受付189件) 2.社告・リコール情報(20件) 3.NITEからのお知らせ ・主婦連合会とNITEとの共同公開講座 「製品安全概論-製品安全対策の基礎知識」のご案内 ・電気浴室換気乾燥暖房機の電源電線の電気工事が不適切に行われたと 推定される焼損事故に関する調査報告書について 4.関係機関の製品安全情報 ・パロマ工業(株)に対する消費生活用製品安全法第39条に基づく 危害防止命令並びにガス事業者及びLPガス事業者に対する 再点検指示について 経済産業省 ・パロマ工業(株)の消費生活用製品安全法第39条に基づく 危害防止命令による再点検及び周知等の活動状況について(第1報) 経済産業省 ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 経済産業省 5.事故100選 第45回「留守宅の電気こんろから出火した事故」 6.編集後記 =================================== 1.製品事故収集情報 =================================== ◆◆◇ エアコンによる事故 ◇◆◆ ◇今回はご注意いただきたいエアコンの事故事例をご紹介します。 (事例1)エアコンのタイマーをセットして使用していたところ、約1 時間後に室内の電装ボックス付近から出火し、天井等を焦がしました。 ---------------------------------------------------------------- →消費者がエアコンを設置した際、電源コードが長かったため途中で一 部切断して電源コードを短くして接続していました。電源コードの接 続部に溶融痕が確認できたこと、切断したコードの接続方法が芯線を ねじってテープで巻いただけであったこと、電装ボックス内の電気部 品からは出火の痕跡が確認できなかったことから、接続箇所で異常過 熱し出火したものと推定されます。 (事例2)木造2階建て住宅から出火し、2階部分を焼きました。 ---------------------------------------------------------------- →使用者が窓用エアコンの電源コードを輪状に束ねて使用しており、コ ードに接していた畳部分の焼けが著しいことと束ねたコード部分に溶 融痕が確認されたことから、コードが過熱して短絡し、出火したもの と推定されます。 (事例3)木造平屋建て住宅に設置されていた窓用エアコンの下部付近 から出火し、寝室を焼きました。 ---------------------------------------------------------------- →窓用エアコンの電源コード上にマッサージ器、雑誌、衣類等を置いて いたことから、電源コードが断線し、異常発熱したためコード被膜が 溶融し、短絡して出火したものと推定されます。 ◇事例1のように、消費者が電源コードを切断して短くしたり、継ぎ足したり して起きている火災事故があります。素人修理は危険ですので、メーカーや 専門の業者にご相談ください。事例2や3のように電源コードを束にして使 用したり、物の下敷きして使用したりすると、コードが傷ついたり、過熱し たりして発火することがあります。取扱説明書を確認して使用にはご注意く ださい。また、経年劣化によるエアコンの事故もあります。以下のアドレス を参考にご家庭のエアコンをご確認ください。 【参考】 経済産業省「長年ご使用の家電製品にこんな症状が出ていませんか?」 http://www.meti.go.jp/product_safety/keinen_chuui.pdf ◆◆◇ 消費生活用製品の事故情報収集状況 ◇◆◆ (6月18日~7月1日受付189件) NITEに通知のあった事故の傾向を見るために、上記期間内で、収集件数 の多い5製品を掲載しています。なお、事故原因については現在調査中です。 製品名 (事故状況と件数) ======================================================== 1.ノートパソコン (発煙等 24件) 2.ガスこんろ (火災等 15件) 3.自転車 (折損等 8件) 4.バット(金属製・硬式野球用) (折損 7件) 5.照明器具 (発煙等 6件) ノートパソコン24件は異臭や発煙等の事故でまとめて報告があったもので す。バット7件は使用中にグリップエンド部分が折損したものです。 <最新の製品事故情報の公表> 最近1週間に受付をした事故情報について毎週金曜日に以下のNITEホー ムページで公表しています。 → http://www.nite.go.jp/jiko/sokuho/index20.html =================================== 2.社告・リコール情報 =================================== ◇タマリビング株式会社「オフィスチェア」(回収・交換)(H20/07/04) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008070402.html ◇株式会社アガツマ(販売元)/株式会社トコムコーポレーション(製造元) 「らくがきデスク」(回収・交換)(H20/07/04) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008070401.html ◇プラス株式会社「マネージャーチェア」(点検・交換)(H20/07/01) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008070101.html ◇株式会社内田洋行「システムチェア」(無償交換)(H20/06/30) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008063001.html ◇株式会社シバタ「蛍光替球(32W)」(無償点検または代品交換) (H20/06/27) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008062701.html ◇株式会社萬品電機製作所「1口ラジエントヒーター」(無償点検・修理) (H20/06/24) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008062402.html ◇日本たばこ産業株式会社「吸殻入れ(たばこ用景品)」(自主回収) (H20/06/24) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008062401.html ◇ゼビオ株式会社「ぬいぐるみ」(回収・返金)(H20/06/21) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008062101.html ◇三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社「オーブンレンジ」 (無償点検・修理)(H20/06/20) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008062002.html ◇株式会社野中製作所「木製ゲート」(無償交換)(H20/06/19) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061901.html ◇アース製薬株式会社「電気蚊取り器用マット」(回収・返金)(H20/06/16) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061602.html ◇株式会社アシックス「バスケットボールシューズ」(回収・返金) (H20/06/16) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061601.html ◇ゼビオ株式会社「乳幼児用Tシャツ」(回収・返金)(H20/06/14) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061402.html ◇ゼビオ株式会社「マリンシューズ/女性用Tシャツ」(回収・返金) (H20/06/14) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061401.html ◇セイコーインスツル株式会社「PHS電話機」(交換)(H20/06/13) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061301.html ◇株式会社オーム電機 「ハロゲンライト用バッテリー」 (回収・交換・返品)(H20/06/10) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/2008061007.html ◇アイホン株式会社「インターホン用直流電源ユニット」(無償点検・交換) (H20/06/10) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20080610e.html ◇三洋電機株式会社「扇風機(再社告)」(注意喚起)(H20/06/10) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20080610a.html ◇日本電気株式会社/NECパーソナルプロダクツ株式会社 「ノートパソコン」(点検(点検結果に応じて無償修理))(H20/06/10) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20080610f.html ◇株式会社富士通ゼネラル「冷凍冷蔵庫」(無償点検・修理)(H20/06/10) 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20080610c.html ■━━━NITE社告・リコール情報のページ━━━━━━━━━━━━━■ 【過去1年間の社告・リコール情報】 http://www.nite.go.jp/jiko/index4.html 【社告・リコール情報の検索】 http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php =================================== 3.NITEからのお知らせ =================================== ◆◆◇ 主婦連合会とNITEとの共同公開講座 ◇◆◆ 「製品安全概論-製品安全対策の基礎知識」のご案内 近年、消費者が使用する製品の安全性が大きくクローズアップされ、種々の 製品事故が顕在化し、これを受けて、政府においても消費生活用製品安全法の 2度にわたる改正を行う等、製品安全政策の見直しが行われてます。 主婦連合会とNITEは共同で、お茶の水女子大学の2008年度「化学・ 生物総合管理の再教育講座」( http://www.lwwc.ocha.ac.jp/saikyouiku/ ) において、製品事故の現状と製品安全政策について具体的事例に基づく考察、 今後の事故防止方策や政策のあり方などをテーマとして、下記のとおり公開講 座を行うことになりました。 是非ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。 1.講座概要 リスク学特論6「製品安全概論-製品安全対策の基礎知識」 http://www.lwwc.ocha.ac.jp/saikyouiku/2008/kamoku/kamoku_456.pdf 2.日 程 平成20年8月26日~12月9日 毎週火曜日 18:30~20:00(計15回) (但し、火曜日が祝日の場合は開催しない。) 3.場 所 主婦連会館 会議室(JR四谷駅前主婦会館内) 4.受講対象者 企業の技術開発部門や企画部門の担当者や管理者、小中高の教育関係 者、行政・自治体関係者、NGO・NPO関係者、市民・消費者など社会人 5.受講料 無料 6.募集要項 申し込みはこちらからお願いいたします。 http://www.lwwc.ocha.ac.jp/saikyouiku/2008/bosyuu_youkou.htm ◆◆◇ 電気浴室換気乾燥暖房機の電源電線の電気工事が ◇◆◆ 不適切に行われたと推定される焼損事故に関する 調査報告書について 平成20年7月8日、経済産業省が、製品起因が疑われる重大事故として、 三菱電機株式会社製電気浴室換気乾燥暖房機の事故を公表しました。関連して、 NITEでは、電気浴室換気乾燥暖房機の電源電線接続部に関する調査を行っ ていますので、その結果を「電気浴室換気乾燥暖房機の電源電線の電気工事が 不適切に行われたと推定される焼損事故に関する調査報告書」として公表しま す。 【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/press/rpt080708.html =================================== 4.関係機関の製品安全情報 =================================== ◆◆◇ パロマ工業(株)に対する消費生活用製品安全法第39条に ◇◆◆ 基づく危害防止命令並びにガス事業者及びLPガス事業者に 対する再点検指示について 経済産業省は、消費生活用製品安全法に基づく緊急命令(平成18年8月 28日)によりパロマ工業(株)が行っている半密閉式ガス瞬間湯沸器の点検 ・回収活動等において、点検及び回収もれの事実が認められ、点検及び回収の 管理体制が不十分であると認められることから、平成6月25日、同社に対し て、同法第39条の規定に基づき再点検及び周知等必要な措置を取るよう、さ らなる危害防止命令を発動しました。また、迅速かつ的確な回収に協力する観 点から、ガス事業者・LPガス事業者は、パロマ工業(株)に対し、これまで 対象製品の所在情報を提供してきましたが、当該情報について、データベース の誤入力等により一部もれがあったことが判明したことから、ガス事業者・ LPガス事業者に対し、これらの再点検を指示しました。 【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20080625003/20080625003.html ◆◆◇ パロマ工業(株)の消費生活用製品安全法第39条に基づく ◇◆◆ 危害防止命令による再点検及び周知等の活動状況について(第1報) 経済産業省は、パロマ工業(株)に対し、6月25日に発動した危害防止命 令に関し、命令発動後一週間の再点検の実施状況について、同社から報告を受 け、同報告の概要を公表しました。 【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20080704005/20080704005.html ◆◆◇ 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について ◇◆◆ 経済産業省は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告の あった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。 7/ 8 http://www.meti.go.jp/press/20080708001/20080708001.html 7/ 7 http://www.meti.go.jp/press/20080707003/20080707003.html 7/ 4 http://www.meti.go.jp/press/20080704007/20080704007.html 7/ 1 http://www.meti.go.jp/press/20080701005/20080701005.html 6/27 http://www.meti.go.jp/press/20080627011/20080627011.html =================================== 5.事故100選 =================================== 第45回「留守宅の電気こんろから出火した事故」 ◇平成18年、留守宅の電気こんろ付近より出火し、電気こんろの上に載せて あった水切りかごや木製の茶碗、壁の一部を焼く事故が発生しました。家人 によると、朝、電気こんろにやかんをかけてお湯を沸かし、沸かし終わった 後にスイッチを切ったとのこと。その後、茶碗等を入れたプラスチック製の 水切りかごをこんろの上に置き、その際にこんろのスイッチが入っていない ことを確認し、外出したとのことでした。その約37時間後に火災報知器が 作動して消防隊が駆けつけたところ、火は消えていましたが煙が出ており、 こんろフロントパネルのランプは点灯している状態でした。 ◇電気こんろは2口で、五徳がなく耐熱ガラス板をヒーターの上に置いたタイ プのものでした。事故品を観察すると、ガラス板上を中心に焼けており、フ ロントパネルの左側とパネル内部の操作基板が類焼していました。しかし、 機器内部はほとんど焼けておらず、ガラス板の下面やヒーター、メイン基板、 配線等はまったく焼けていませんでした。 ◇これらのことから、機器内部から発火したものではなく、ガラス板上の水切 りかごの樹脂がこんろの熱によって溶けて焼け、木製の茶碗等に着火したも のと考えられました。しかし、外出して約37時間後に火災が確認されてい ることから、外出時に誤って接触してスイッチが入ってしまった等は考えに くい状況でした。 ◇スイッチが、電源コードから伝わる電磁ノイズによって作動した可能性があ ることから、JIS C 61000-4-4「電気的ファストトランジェント/バーストイ ミュニティ試験」によって、電気こんろがOFFの状態で電源に所定のバー ストを印加してONの状態になるか、同等品2台を用いて確認しました。バ ーストのレベルは、同JISのレベル2(電圧ピーク1kV)、レベル3(電 圧ピーク2kV)で行いました。その結果、レベル2とレベル3を2極に印 加した場合に、フロントパネルのランプが点滅を始め、ついには、ヒーター の電源が入って赤熱しました。レベル2、レベル3のバーストは、近くにあ る電気製品の作動や停止によって、家庭用電源に通常入りうるレベルのもの です。同等品2台とも誤作動が確認されました。 ◇以上のことから、他の電気製品のリレー等の入切時に発生した、電源コード を伝わる電磁ノイズにより、電気こんろの制御基板のコントロールICが誤 作動してスイッチが入り、こんろ上に置かれた可燃物を加熱、焼損させたも のと推定されました。このような電磁ノイズはコイルやコンデンサによって 除去しますが、コイルやコンデンサの容量・数が不足していたと考えられま す。事故を受けて製造事業者は、当該機種が特定アパートに納入・設置され ていてユーザーが把握できているため、入居者への告知文のチラシを配布し、 代替品への交換と制御基板(改良品)の修理・交換を行うこととしました。 =================================== 6.編集後記 =================================== 今号で、主婦連合会との共同公開講座「製品安全概論-製品安全対策の基礎 知識」をご案内しています。PSマガジンの読者の方にはご関心のある内容だ と思われますので、ぜひ概要をご覧ください。 ・・・‥‥…………………………………………………………………‥‥・・・ ◇事故情報の検索 NITEのHPでは、調査が終了した事故情報を検索できます。 http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/index.html ◇製品の事故情報をお寄せください NITEでは、暮らしの中で起こった製品の事故情報を集めて調査し、 その結果を公表して製品事故の未然・再発防止に役立てています。 【事故情報収集制度概要】 http://www.nite.go.jp/jiko/index2.html 【通知様式】 http://www.nite.go.jp/jiko/index10.html (Word版・PDF版) 【送付先】 mailto:jiko@nite.go.jp Fax 06-6946-7280 【問い合わせ先】 mailto:jiko@nite.go.jp ・・・‥‥…………………………………………………………………‥‥・・・ ※このメールマガジは配信登録いただいたメールアドレスに配信しています。 間違えて配信されていましたら、お手数ですが、以下のメールアドレスまでご 連絡ください。( mailto:ps@nite.go.jp ) このメールマガジンに関するお問い合わせ、転載のご要望等は、以下のメー ルアドレスまでお願いいたします。( mailto:ps@nite.go.jp ) 「関係機関の製品安全情報」欄へ掲載のご希望がありましたら、以下のメー ルアドレスあてにご相談ください。対象は製品安全に関連する情報です。 ( mailto:ps@nite.go.jp ) 配信の登録解除・配信メールアドレスの変更はこちらから http://www.nite.go.jp/jiko/psm/index.html ・・・‥‥…………………………………………………………………‥‥・・・ 【編集・発行】 独立行政法人製品評価技術基盤機構 生活・福祉技術センター 製品安全企画課
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図