Vol.36 11月17日号「スチームアイロンで火傷した事故(前編)」
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===================2006.11.17 Vol. 36====================
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◆PSコラム◆ PSマガジンのリスク
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◇PSマガジンの配信を開始して約1年4ヶ月。何人の方にお読みいただいて
いるのかは、作る側にとって常に気になることである。広く読んでいただき
たいとの思いが強い。PSマガジンの読者数は、新規登録の数や登録を解除
した数も日毎に把握できる。そのため一喜一憂することもたびたびだ。
◇「いいものを提供できれば、読者は増えてくる」と言ってくださる方もいる。
いいものをお送りできているのだろうか。以前に、ある1日で登録者数がい
つもより大幅に増加したことがあった。どうしてかと調べてみると、誤使用
に関する記事といっしょにPSマガジンが新聞で紹介されていたことがわか
った。やっぱり新聞の力は大きいとつくづく感じさせられる。
◇また、増えて欲しいとの思いとは裏腹に、いつも配信後は数人の方が一斉に
解除されることに気づいた。PSマガジンに問題があるのかと落ち込んだが、
配信エラーが何度か続くと自動的にアドレスが削除されるという配信システ
ム上の影響もあったようだ。ほっとした反面、どうして配信エラーになった
のかも気になる。間違ったアドレスを登録されたのか。ご本人は登録したつ
もりで、NITEからはなんのメールも届かないと思われてはいないか。
◇PSマガジンの読者数は、少しずつだが着実に増えている。ありがたいこと
だ。初配信の数倍にもなった。しかし、それだけ配信できない場合のリスク
も増えているということだ。NITE内にエラーがあって配信できません、
などということのないようにしなければならない。PSマガジンについても
リスクマネージメントが必要だとつくづく感じた。
(編集子)
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目次
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1.事故100選
第11回「スチームアイロンで火傷した事故」(前編)
2.事故情報
・消費生活用製品の事故情報収集状況(10月30日~11月10日受付113件)
・換気扇の事故
・事故情報収集制度対象外の事故(8件)
3.社告・リコール情報(7件)
4.NITEの製品安全情報
・製品安全総点検週間の実施
・事故情報収集制度における事故情報の調査結果及び収集状況について
(平成18年度第1四半期)公表
・「事業者からのお知らせ」松木技研株式会社
5.関係機関の製品安全情報
・株式会社富士通ゼネラル製電気冷蔵庫のリコールにかかる
再社告について 経済産業省
・パロマ工業株式会社製瞬間湯沸器による
一酸化炭素中毒事故の再発防止について(第19報) 経済産業省
・電子レンジ加熱式湯たんぽの火傷事故に関する調査について
(第2報) 経済産業省
・高須産業株式会社製給気換気扇のリコールについて 経済産業省
・リモコン付き電気ストーブの誤作動について 経済産業省
6.編集後記
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1.事故100選
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NITEや試験研究機関が事故原因究明をした事例に、その事故原因が安全
な製品を設計する上などで参考となる事例が多数存在します。これらの事例を
風化させてはならないと考え、当時の状況を事故100選としてご紹介するこ
とにしました。今回は、「スチームアイロンで火傷した事故」の前編です。
第11回「スチームアイロンで火傷した事故」(前編)
◇1998年、コードレスのスチームアイロンを、正座してアイロン台で使用
していたところ、突然スチーム又は熱湯が噴き出し、左膝上を火傷する事故
が発生した。噴き出したのは、洋服の上でアイロンを左右水平に移動してい
る時である。火傷は10円玉大の水ぶくれになっていた。
◇事故品は、「高」「中」「低」の各設定温度でスチームを発生させるコード
レススチームアイロン。アイロンを専用のスタンドに置いてヒーターに通電
し、アイロンのかけ面を加熱してその予熱でアイロンがけをするものである。
◇かけ面の温度は使用とともに徐々に下がるので、その都度スタンドに置いて
給電する。取っ手部分に蓄熱状態を知らせるランプがあり、かけ面が設定し
た温度まで上昇すると点灯し、給電が必要な温度まで下がると点滅する。
◇スチームは、水を蒸気に変える気化室に水タンクのノズルから水を滴下して、
瞬時に発生した蒸気をかけ面から噴出させる滴下式である。かけ面の温度が
上がると気化室に水を滴下し、温度が下がると滴下を止めるオートバブル機
能がついていた。
◇被害者によると、約1年9ヶ月前に購入しほぼ毎日使用。また、今までに何
度か熱湯が漏れることがあったという。以前から熱湯が漏れていたことと、
火傷の状態からスチームによる火傷ではなく、熱湯による可能性が高いと思
われた。どうしてスチームではなく、熱湯がアイロンから噴き出たのだろう
か。
(後編に続く)
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2.事故情報
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◆◆◇ 消費生活用製品(*)の事故情報収集状況 ◇◆◆
(10月30日~11月10日受付113件)
NITEに通知のあった事故の傾向を見るために、上記期間内で、収集件数
の多い5製品を掲載しています。なお、事故原因については現在調査中です。
製品名(事故状況と件数) [前号比(件数±)]
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1.ガスこんろ (火災等 20件)[+ 9]
2.四輪自動車 (火災 7件)[± 0]
3.自転車 (転倒等 5件)[+ 4]
4.カラーテレビ (火災等 4件)[+ 4]
.ゆたんぽ(電子レンジ加熱式)(*1)(破損 4件)[- 47]
(*1) 前年以前の発生も含め経済産業省にまとめて報告があったもの。
(*) 消費生活用製品:一般消費者が生活において使用する製品。
◆◆◇ 換気扇の事故 ◇◆◆
冬は、暖房器具の使用や結露対策などで、換気扇を使用する機会が増えま
す。NITEが収集した事故情報では、換気扇の事故は長期の使用による部
品等の劣化(経年劣化)によるものが多い傾向にあります。事例をご紹介い
たします。
換気扇は、回転の音がいつもと違う、回転が不規則、焦げ臭いにおいがす
る、モーター部が熱いなどの症状がありましたら、すぐに専門業者による点
検を行ってください。また、長期使用されている場合も専門業者による安全
点検をお願いいたします。
【経年劣化による事故】
・事務所に設置されていた換気扇から出火した。
-----------------------------------------------------------------
→長期使用(約24年間)によりモーターの絶縁不良が進み、巻線間で
レイヤーショートが生じて出火に至ったものと推定される。
・トイレの換気扇を運転したまま外出し、帰宅すると煙が充満し、換気
扇が便器の上に落ちていた。
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→巻線のリード線結束部にショート痕が確認されたことから、長期間使
用(約31年間)により、結束部での絶縁劣化が進み、リード線間の絶
縁不良が発生し、異極間でショートしたものと推定される。
【消費者の不注意による事故】
・風呂場の換気扇付近から出火し、換気扇等を焼いた。
-----------------------------------------------------------------
→長期使用(約25年間)していた換気扇のプロペラ部にほこり等が蓄
積して負荷が増大し、長時間作動し続けたためにモーターが過熱して出
火したものと推定される。
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◆◆◇ 事故情報収集制度対象外の事故(10月30日~11月10日収集) ◇◆◆
◇エレベーターで車いすの職員が転倒し重傷(8/14 東京都)
区役所のエレベーターで、車いすの女性職員が降りる際に転倒し、首に重傷
を負った。区は、エレベーターが異常を感知して緊急停止し、段差がある状態
で扉が開いたとみている。
◇パンクしたトレーラーから出火(10/11 大阪府)
トレーラーの荷台から出火し、積載していた中古車4台を焼いた。警察では、
トレーラーの右後輪のタイヤがパンクし、道路との摩擦で生じた火花が荷台の
乗用車のガソリンに引火したとみて調べている。
◇トラクターの下敷きになり女性が死亡(10/14 徳島県)
畑で女性が農作業用トラクターの下敷きになり死亡した。警察では、誤って
道路から約1m下の畑に転落したとみて原因を調べている。
◇鶏舎4棟を全焼(10/18 広島県)
木造平屋の鶏舎から出火して、鶏舎4棟約1800平方メートルを全焼し、
鶏約2万羽が焼け死んだ。警察では、照明や換気装置などの配線があり漏電の
可能性もあるとみて調べている。
◇パワーショベルの下敷きになり男性が死亡(10/20 島根県)
ゴルフ場で、のり面の掘削工事をしていた男性がパワーショベルごと約8m
下に転落し、下敷きになり死亡した。
◇ダンプカーの荷台と車体の部分に挟まれて男性が死亡(10/21 大分県)
土採取場で、男性がダンプカーの荷台と車体の間に挟まれて、死亡した。
◇四輪バギーの下敷きになり女性が死亡(10/21 愛媛県)
四輪バギーが約5m下の登山道に転落し、運転していた女性がバギー車の下
敷きになり死亡した。警察では、ギアが後退になっており、後退中に誤って転
落したとみて調べている。
◇段差のある状態でエレベータ停止し、女性が軽傷(10/29 東京都)
集合住宅で、エレベーターの床が15cm下がった状態で扉が開き、気付か
ずに乗った女性がバランスを崩して足首をひねった。
■━━事故情報の検索━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
NITEのHPでは、調査が終了した事故情報を検索できます。
http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/index.html
■━━製品の事故情報をお寄せください━━━━━━━━━━━━━━━━■
NITEでは、暮らしの中で起こった製品の事故情報を集めて調査し、
その結果を公表して製品事故の未然・再発防止に役立てています。
【事故情報収集制度概要】 http://www.jiko.nite.go.jp/index2.html
【通知様式】 http://www.jiko.nite.go.jp/index10.html(Word版・PDF版)
【送付先】 mailto:jiko@nite.go.jp Fax 06-6946-7280
【問い合わせ先】 mailto:jiko@nite.go.jp
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3.社告・リコール情報
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◇平成18年9月11日 ダイワ精工株式会社「靴(釣り用)」
スペシャルジョグSP-2050Rに装着のフェルトソールにおいて、層間剥離
が発生する可能性があることが判明した。(上記症状が発生した場合のみ無償
で部品交換(ソール))
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20060911.html
◇平成18年10月5日 ヤマハ発動機株式会社
「電動車いす用リチウムイオンバッテリー」
日立ビークルエナジー社製セル(単電池)の製造工程が不適切なため、当該
バッテリー内部の正極の端子部分にバリを生じたものがあり、充電時等に負極
板が膨張し、バリがセパレータを破り、両極板が接触して短絡することがある。
そのため、短絡部の発熱により、電解液等が気化し内部の圧力が高くなり、高
温の白煙とともに電解液が噴き出し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
(無償で製品交換)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20061005b.html
◇平成18年10月5日 DCMJapan株式会社「いす」
一段目ステップを支えている回転軸の木製横棒が折れる不具合が発生した。
(製品回収)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20061005a.html
◇平成18年10月12日 ダイワ精工株式会社「靴(釣り用)」
経年使用や使用環境・条件等により接着力が低下し「靴底の剥がれ」が発生
する可能性が判明した。(製品検査改修)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20061012.html
◇平成18年10月23日 株式会社日立製作所/九州日立マクセル株式会社
「ヘアドライヤー」
電子部品の一部に不具合があり、ごく稀に発煙、発火する可能性のあること
が判明した。(無償で製品交換)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20061023a.html
◇平成18年10月23日 ツインバード工業株式会社「ジューサー」
フィルターの一部に強度不足のものがあり、極めてまれではあるが、亀裂が
入った場合にそのまま使用すると、フィルター及びフタが破損し、場合によっ
ては、けがに至る可能性があることが判明した。
(無償で部品交換(フィルター))
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20061023b.html
◇平成18年10月26日 日本電気硝子株式会社「太陽熱温水器(再社告)」
長期使用や厳冬期の凍結等によりガラス管が破損し、極めてまれに破損した
ガラスが屋根から落下する可能性があることが判明した。
(平成18年3月29日に行った社告の再社告)(安全対策の実施)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20061026.html
■━━━NITE社告・リコール情報のページ━━━━━━━━━━━━━■
【過去半年間の社告】 http://www.jiko.nite.go.jp/index4.html
【社告の検索】 http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php
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4.NITEの製品安全情報
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◆◆◇ 製品安全総点検週間の実施 ◇◆◆
昨今、消費者が使用する製品の事故が多発している中、消費者による安全な
製品の選択や自らの点検活動の奨励を図るため、11月20日から1週間、経
済産業省とNITEの共催で「製品安全総点検週間」を実施します。
(11月20日の製品安全総点検セミナーの申込みは定員に達したため
締め切らせていただきました。)
【詳細】
○経済産業省
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/contents/anzenweek/
○NITE
http://www.nite.go.jp/jiko/anzenweek/semina_index.html
◆◆◇ 事故情報収集制度における事故情報の調査結果及び ◇◆◆
収集状況について(平成18年度第1四半期)公表
平成18年度第1四半期(平成18年4月~6月)において、NITEが事
故情報に関し、調査、確認、評価を行った上で、専門家により構成される事故
動向等解析専門委員会による審議を経た結果及びNITEが収集した事故情報
の収集状況について取りまとめ、公表しました。
◇事故情報調査結果
平成18年度第1四半期中に事故原因等の調査が終了し、事故動向等解
析専門委員会の審議を終えたものは709件でした。そのうち、製品に起
因する事故は97件です。
◇事故情報収集状況
平成18年度第1四半期中に収集した製品事故の情報は698件(重複
を除く)でした。そのうち、「燃焼器具」の収集件数が最も多く、次いで
「家庭用電気製品」「乗物・乗物用品」の順に収集件数が多くなっていま
す。また、被害状況で、人的被害の発生した事故情報は228件で、その
内訳は死亡事故58件、重傷事故28件、軽傷事故142件です。人的被
害のない、火災等の拡大被害が発生した事故情報は372件でした。
【詳細】 http://www.jiko.nite.go.jp/index9.html
◆◆◇ 「事業者からのお知らせ」松木技研株式会社 ◇◆◆
NITEは、松木技研株式会社の電気ストーブの事故について、平成18年
3月に事故通知を受付け、経済産業省に報告したところです。当該事故に係る
事故原因究明や今後の対処方針については、現在、経済産業省と連携しつつ調
査・検討を行っているところですが、製造事業者の松木技研株式会社より、事
故再発の防止を図るべく使用者の皆様に当面の注意喚起を行いたい旨の申し出
がありましたので、当該情報をNITEホームページ「事業者からのお知らせ」
に掲載しています。
【詳細】 http://www.jiko.nite.go.jp/attention/
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5.関係機関の製品安全情報
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◆◆◇ 株式会社富士通ゼネラル製電気冷蔵庫の ◇◆◆
リコールにかかる再社告について
株式会社富士通ゼネラルは、同社製電気冷蔵庫において、コネクター部端子
間のスパークによる発火事故が発生したことから、平成17年9月2日にリコ
ールを開始し、平成18年6月2日の再社告をもって進捗率の向上に努めてい
たところです。しかし、再社告後においても未改修の製品において、7月18
日と8月20日に相次いで事故が発生しことから、11月7日に再度の新聞社
告をすることとしました。経済産業省は、事故防止の観点から、該当機種の冷
蔵庫を使用の消費者に、早急に株式会社士通ゼネラルが設けるフリーダイヤル
連絡するよう呼びかけています。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20061106004/20061106004.html
◆◆◇ パロマ工業株式会社製瞬間湯沸器による ◇◆◆
一酸化炭素中毒事故の再発防止について(第19報)
経済産業省は、パロマ工業株式会社製の半密閉式瞬間湯沸器による一酸化炭
素中毒事故の再発防止策について、11月6日、パロマ工業株式会社から10
月末時点での対象機器の点検・回収の状況報告を受け、とりまとめて公表しま
した。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20061106002/20061106002.html
◆◆◇ 電子レンジ加熱式湯たんぽの火傷事故 ◇◆◆
に関する調査について(第2報)
経済産業省は、株式会社ADEKA及び株式会社タカラトミーが回収を進め
ている電子レンジ加熱式湯たんぽについて、平成18年11月9日集計時点で、
新たに16件(うち火傷事故7件)の事故の報告があったことを公表しました。
本件の事故は、10月10日の消費生活報製品安全法第83条に基づく50件
の事故報告と合わせて66件(うち火傷事故44件)が確認されています。ま
た、同省は消費者に改めて注意喚起をしています。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20061113005/20061113005.html
◆◆◇ 高須産業株式会社製給気換気扇のリコールについて ◇◆◆
高須産業株式会社は、同社製給気換気扇において、電源接続端子部に埃、水
分等が付着し、端子間でのスパークによる発火事故が発生したため、平成18
年5月から、自主的な改修を開始していました。しかし、改修開始後において
も未改修の製品から相次いで火災事故が発生したため、平成18年11月16
日に当該製品の販売地域に新聞社告を掲載することとしました。経済産業省は、
事故防止の観点から、該当機種の給気換気扇を使用の消費者に、早急に高須産
業株式会社設けるフリーダイヤルに連絡するよう注意喚起をしています。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20061115005/20061115005.html
◆◆◇ リモコン付き電気ストーブの誤作動について ◇◆◆
経済産業省は、NITEが実施したリモコン付き電気ストーブの試買テスト
結果に基づき、リモコン付き電気ストーブの誤作動によってヒーターが点灯し、
火災に至る危険性もあることから、関係団体、輸入事業者等に対して、このよ
うな製品の製造・輸入・販売を自粛するよう要請を行いました。また、同省は
消費者に対して注意喚起をしています。さらに、こうした誤作動を生じさせな
いよう、電気ストーブに係る電気用品安全法の技術基準の改正を予定していま
す。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20061115001/20061115001.html
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6.編集後記
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本日の配信は、PSマガジン始まって以来の遅い配信になってしましました。
この数日、予定外のことが重なり、ハードルがどんどん置かれていくような状
態で、配信できるのかと不安でいっぱいに。なんとか日付が変わる前に配信が
できそうです。リスクマネージメントができていないのでは?と突っ込みが入
りそうですね。
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