Vol.32  9月22日号「電気ミルの刃が欠けた事故(前編)」
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====================2006.9.22 Vol. 32===================
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│PSコラム│
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│ 社是について思うこと │
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◇一度、PSコラムで取り上げたいと思っていたテーマがある。それは社是だ。
社是こそは、トップが替わろうが時代が変わろうが、企業として組織の経営
方針を示した、国家に例えれば憲法に値するものである。最近、製品事故に
関する企業の姿勢が新聞やテレビを賑わせている。社是をみれば企業の姿勢
が見えるのではないかと考えたからだ。
◇インターネットで「社是」を検索したところ、興味深い調査報告書を発見し
た。財団法人社会経済生産性本部(*1)が社是社訓について、1998年以降5年
間で見直しを行ったかどうかを、3,700社に対して調査を行ったところ、488
社から回答があり、その26.4%が見直しを行ったという。中でも2000年以降
に見直している割合が高く、見直した理由は一連の企業不祥事、環境志向の
高まりと推察されている。経営理念・社是社訓に含まれている内容について
の回答(509社)では「顧客志向」が50.9%でトップ、次いで「社会との共生」
(58.5%)、「挑戦(チャレンジ)」(48.9%)と続く。
◇もうひとつは、社団法人日本経済団体連合会(*2)が企業の社会的責任(CS
R)に関して調査したもので、1,324社に対して調査したところ572社から回
答があり、社是やビジョンなどの経営理念に関する方針を作成している企業
は90.7%にも達しているという。また、CSRへの取り組みを始めたきっか
けに「不祥事を受けての社内改革の一環として」を挙げた企業が13.3%にも
達しているという。
◇実際に企業の社是を見てみると、「製品安全」や「安全」をストレートに用
いているものは少ないが、「すべての人々を大切に」「常に信頼を得る」
「相互信頼を基調」「誠実を旨とし」「奉仕と信用」など、顧客との関係を
表明しているととれる言葉が多い。こうした社是は事業者の行動規範である
とともに、行動の原動力になるものである。
◇PSマガジンの読者には、事業者の方々もおられるだろうが、是非、自社の
社是を今一度ご確認していただければと思う。NITEは会社ではないので、
社是はないが、これに代わる基本理念がある。2006年4月に新しく制定
されたものだが、ご紹介したい。
「信頼できる技術と情報をもとに、『くらしの安全・安心』に貢献します。」
NITEは、この基本理念の下、製品安全の安全文化形成に繋がる活動を徹
底して行っている。
(編集子)
(*1)「ミッション・社是社訓の活用についての調査」
http://www.jpc-sed.or.jp/index.html
(*2)「CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果」
http://www.keidanren.or.jp/indexj.html
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目次
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1.事故100選
第9回「電気ミルの刃が欠けた事故」(前編)
2.事故情報
・消費生活用製品の事故情報収集状況(9月4日~9月15日受付115件)
・塗料から自然発火した事故
・事故情報収集制度対象外の事故(7件)
3.社告情報(4件)
4.NITEの製品安全情報
・平成18年度第3回事故動向等解析専門委員会を開催
5.関係機関の製品安全情報
・ガス瞬間湯沸器による一酸化炭素中毒事故の再発防止について
(第15報~第16報) 経済産業省
・株式会社ハーマンプロ製ガス瞬間湯沸器の自主点検状況について
経済産業省
・紙用シュレッダーによる幼児の指切断事故に係る関係団体からの報告
経済産業省
・講座「製品の安全学」~危険な製品で市場を脅かさないために~
明治大学リバティ・アカデミー
・シンポジウム「商品の安全使用を考える」
-誤使用する要因・させる要因- 兵庫県立生活科学研究所
・講座「人間生活工学」製品安全と誤使用防止の人間工学設計(有料)
社団法人人間生活工学研究センター
6.編集後記
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1.事故100選
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NITEや試験研究機関が事故原因究明をした事例に、その事故原因が安全
な製品を設計する上などで参考となる事例が多数存在します。これらの事例を
風化させてはならないと考え、当時の状況を事故100選としてご紹介するこ
とにしました。今回は、電気ミルの刃が欠けた事故の前編です。
第9回「電気ミルの刃が欠けた事故」(前編)
◇1998年11月、電気ミルによる事故が起きた。中華鍋で20分炒った大
豆300gに、いりごま75gを混ぜ合わせ電気ミルで3回に分けて砕き、
食べていたところ、口内に異物感を感じた。口から出してみるとミル刃の破
片があり、口内が少し切れていたというものである。
◇事故品は、ミキサーとミルの両方の機能があり、用途に合わせてカップを取
り替えて使用するタイプの製品で、1998年10月に購入し使用期間は1
ヶ月足らずであった。ミル刃は、厚さ0.65mmのステンレス綱板(SUS301)に
スリットを入れ、上下に曲げることによって上下各2枚の刃を形作っている。
上向きのミル刃2枚のうち1枚はL字状に、もう1枚はS字状にに加工され
ていた。外観を観察したところ、ミル刃は上向きの刃が2枚とも破損してお
り、スリットの根元部分に長さ1.5mmのクラックが確認された。
◇被害者によると、調理以外の用途では使用しておらず、1回のミル稼働時間
は1分以内。また、掃除は歯ブラシを用い、ミル刃や本体に付いた調理物を
軽く落とす程度で、スチール製のたわしなど、傷をつけるおそれのあるもの
は使わなかったという。
◇折れた刃が食品に混じると、口内を切るだけでなく、誤って飲み込む危険性
もあり、通常の使用で折れることはあってはならないことである。使用期間
わずか1ヶ月のミル刃がいったいなぜ破損したのであろうか。
(後編に続く)
☆前回までの記事はこちらです→ http://www.jiko.nite.go.jp/psm/
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2.事故情報
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◆◆◇ 消費生活用製品(*)の事故情報収集状況 ◇◆◆
(9月4日~9月15日受付115件)
NITEに通知のあった事故の傾向を見るために、上記期間内で、収集件数
の多い5製品を掲載しています。なお、事故原因については現在調査中です。
製品名(事故状況と件数) [前号比(件数±)]
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1. 四輪自動車 (火災等 13件) [+ 1]
2. エアコン (火災等 8件) [- 1]
2. パソコン周辺機器 (火災等 8件) [+ 8]
4. ガスこんろ (火災 6件) [- 2]
4. 水着(子ども用)(*1) (皮膚挟み 6件) [+ 6]
(*) 消費生活用製品:一般消費者が生活において使用する製品。
(*1)社告回収している製品です。
◆◆◇ 塗料から自然発火した事故 ◇◆◆
◇今回収集した事故の中に、フタル酸樹脂塗料から発火した火災事故があり
ました。塗料から発火した類似の事故事例をご紹介いたします。これらの
塗料は、使用方法や廃棄の仕方によっては、酸化反応による蓄熱で発火に
至る危険性があります。注意表示や使用方法をよく読んでご使用ください。
・木造住宅の外壁を塗装した後、塗料をふき取った布を入れたごみ袋を
玄関に置いていたところ、ごみ袋から出火し、内壁が焦げた。
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→当該塗料は不飽和脂肪酸を多く含む植物油を主成分とし、酸化によっ
て乾かすタイプのものであった。タオルでふき取ったため、塗料が空
気に触れる表面積が大きくなって酸化が促進され、ごみ袋に入れて放
置したため、酸化する際に発生した熱が蓄熱することなどの条件が重
なり、自然発火したものと推定。なお、当該製品の容器蓋と側面に、
自然発火に対する注意と塗料をふき取ったウエス等の処分方法につい
て表示があった。
・年末の大掃除で、塗料を使いモップで床にワックスがけをした後、雑
巾やウレタン等でふき取り、使用したモップ、雑巾等をポリ袋に入れ
ておいたところ、3日後にポリ袋から白煙が上がった。
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→当該塗料は、酸化重合型塗料で乾燥する際に発熱を伴う性質があり、
特に、塗料が付着した雑巾等を積み重ねて放置すると蓄熱しやすくな
るため、ポリ袋にいれて放置したことによって酸化する際に発生した
熱が蓄積する等の条件が重なり、発煙に至ったものと推定。なお、当
該製品の取扱注意事項には、塗料の付着したウエス等の廃棄方法は記
載していたが、自然発火の可能性については、記載していなかった。
◇アマニ油やひまわり油などの天然植物油を主成分とした塗料の発火事故に
ついては、昨年の2月に事故情報特記ニュースで注意喚起しています。参
考にご覧ください。
No.64 塗料を含浸したウエスからの自然発火事故について(注意喚起)
http://www.jiko.nite.go.jp/news/064/news64.html
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◆◆◇ 事故情報収集制度対象外の事故(9月4日~9月15日収集) ◇◆◆
◇パワーショベルの下敷きになり男性死亡(8/9 和歌山県)
整地作業中の農業従事者の男性が、畑でパワーショベルの下敷きになり、死
亡した。警察では、男性がパワーショベルをバックさせた際、誤って水路に転
落したとみて調べている。
◇トラクターの下敷きになり男性死亡(8/12 青森県)
農業従事者の男性が、自宅裏の畑で転覆したトラクターの下敷きになり、死
亡した。
◇振動装置に右手を挟み男児が重傷(8/25 兵庫県)
養護学校で、男子児童が「振動台」と呼ばれるベッドのような器具の振動装
置に右手を挟まれ、小指を骨折する重傷を負った。
◇草刈機が倒れ、車両火災(8/26 山口県)
ゴルフコースを走行中の軽トラックの荷台から出火し全焼した。警察では、
荷台にあった草刈機が倒れ、燃料の混合油にバッテリーの火がついた可能性が
あるとみて調べている。
◇エレベーターに閉じこめられる事故など5件(9/4~14 大阪府)
4日に、警察署のエレベーターで署員1人が、集合住宅で男児6人が閉じこ
められた。5日に別の集合住宅で少女6人が閉じ込められ、駅のエレベーター
が1階部分で床が27cm下がって停止した。同駅のエレベーターは8日に同
様の現象が起こっている。14日に集合住宅で男児1人が閉じこめられた。
◇クレーン操作の男性が鉄骨の下敷きで死亡(9/5 大阪府)
鉄鋼加工会社で、遠隔操作のクレーンで鉄骨を吊り上げて移動させていた男
性が、落下してきた鉄骨の下敷きになり死亡した。
◇コンバインの下敷きになり男性死亡(9/11 岡山県)
水田で稲刈りをしていた農業従事者の男性が、コンバインの下敷きになり、
死亡した。警察では、男性がエンジンをかけたままのコンバインの前に回って
油をさしていたところ、突然コンバインが動き出したとのことから原因を調べ
ている。
■━━事故情報の検索━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
NITEのHPでは、調査が終了した事故情報を検索できます。
http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/index.html
■━━製品の事故情報をお寄せください━━━━━━━━━━━━━━━━■
NITEでは、暮らしの中で起こった製品の事故情報を集めて調査し、
その結果を公表して製品事故の未然・再発防止に役立てています。
【事故情報収集制度概要】 http://www.jiko.nite.go.jp/index2.html
【通知様式】 http://www.jiko.nite.go.jp/index10.html(Word版・PDF版)
【送付先】 mailto:jiko@nite.go.jp Fax 06-6946-7280
【問い合わせ先】 mailto:jiko@nite.go.jp
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3.社告情報
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◇平成17年8月1日 株式会社山善(販売)、株式会社ミュージーコーポレ
ーション(輸入)「電気たこ焼き器」
一部電源コード接続部のネジの緩いものが混入し、極めて稀ではあるが使用
中に発煙、発火に至る可能性があることが判明した。 (無償で製品交換)
◇平成18年8月26日 株式会社桂精機製作所 「ガス栓」
浴室内に設置した場合、ガス漏れが発生し着火すると火災に至る可能性があ
ることが判明した。(無償で製品交換)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20060826.html
◇平成18年8月30日 株式会社アトリエ ニキティキ 「玩具(笛)」
接着不良により音を出すパーツが取れてしまうものがあることが判明した。
(製品回収)
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20060830.html
◇平成18年9月1日 株式会社ワコール 「女性用下着」
「スタイルサイエンス」商品は、はいて歩くことで、自然に歩き方が変わり、
腰をひねったり、歩幅が広がったりすることで筋肉を鍛える機能を持つ。その
ため、腰にトラブル(整形外科医に腰椎椎間板ヘルニア、座骨神経症、腰痛症
(ぎっくり腰)、腰椎分離症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などと診断さ
れた方)がある場合は着用を避ける必要がある。(注意喚起及び返金(タグの
無い時期に購入あるいは購入時にタグの説明を受けていないか、気付かなかっ
た場合に返金))
【詳細】 http://www.nite.go.jp/jiko/shakoku_index/20060901a.html
■━━━NITE社告情報のページ━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
【過去半年間の社告】 http://www.jiko.nite.go.jp/index4.html
【社告の検索】 http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php
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4.NITEの製品安全情報
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◆◆◇ 平成18年度第3回事故動向等解析専門委員会を開催 ◇◆◆
NITEでは、事故情報の調査結果を事故動向等解析専門委員会(*)(通常年
4回開催)の審議を経て公表しています。今年度3回目の同委員会を、去る9
月12日に開催し、441件の案件が審議されました。審議を受け、事故原因
の究明作業が終わった案件については、NITEの事故情報収集制度四半期報
告書等でその結果が公表されます。
(*)事故動向等解析専門委員会は、学識者、消費者団体代表等10名の委員で
構成されています。
◇委員会でのひと言
「口に入れるものとして設計している商品と、使っているうちに口に入れ
てしまう商品とでは、自ずと商品設計の考え方が異なる。」
口に入れるものとして販売している乳幼児用玩具が破損し、ちぎれた破
片で子どもがのどを詰まらせ、母親が吐き出させるという事故がありまし
た。この製品は玩具として販売され、水洗いや煮沸消毒を禁止する注意事
項を表示していました。更に、事業者に確認したところ、当該商品は、薬
剤消毒も禁止している商品でした。この事故は調査が終了していませんが、
事業者は、保護者による薬剤消毒が破損の一因となったのではないかと推
定しています。
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5.関係機関の製品安全情報
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◆◆◇ ガス瞬間湯沸器による一酸化炭素中毒事故 ◇◆◆
の再発防止について(第15報~第16報)
経済産業省は、パロマ工業株式会社製の半密閉式瞬間湯沸器による一酸化炭
素中毒事故の再発防止策について、9月8日(金)に点検作業の進捗状況(第
15報)を、9月15日(金)に、当日開催された第5回関係者協議会の結果
(第16報)について公表しました。
【詳細】
http://www.meti.go.jp/press/20060908005/20060908005.html(第15報)
http://www.meti.go.jp/press/20060915004/20060915004.html(第16報)
◆◆◇ 株式会社ハーマンプロ製ガス瞬間湯沸器 ◇◆◆
の自主点検状況について
経済産業省は、9月6日(水)及び7日(木)、株式会社ハーマンプロから、
自主点検の結果として、1,607件の点検を実施し、うち9件について安全
装置(排気あふれ装置)の不正改造があったとの報告を受けました。これまで
同社から不正改造は無かったとの虚偽の報告があったことから、同省は、8日
(金)、同社に対して厳重注意を行うとともに、点検と必要な改修(必要に応
じて、回収)を迅速に行い、可及的速やかに完了することを指示しました。ま
た、同社に対し、不正改造の状況等についての報告徴収を実施しました。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20060908007/20060908007.html
◆◆◇ 紙用シュレッダーによる幼児の指切断事故 ◇◆◆
に係る関係団体からの報告
経済産業省は、平成18年8月23日付で、社団法人ビジネス機械・情報シ
ステム産業協会及び社団法人全日本文具協会に対して、紙用シュレッダーの過
去の事故発生状況の網羅的な調査及び再発防止対策の早急な検討等を要請しま
した。同省は、両団体からの報告を受けて、9月12日(火)に公表しました。
【詳細】 http://www.meti.go.jp/press/20060912003/20060912003.html
◆◆◇ 講座「製品の安全学」 ◇◆◆
~危険な製品で市場を脅かさないために~
明治大学リバティ・アカデミーでは、経済産業省委託事業として、公開講座
『製品の安全学』を開講します。
◇10/14(土) 第1回 「製品の安全学概論」
第2回 「製品の誤使用について」
◇10/28(土) 第3回 「製品の安全管理と保証」
第4回 「製品のリスクアセスメント」
◇11/ 4(土) 第5回 「製品安全における規格・基準の役割」
第6回 「製造者の責任とユーザーの知る権利」
【時 間】 13:00~16:30
【場 所】 明治大学駿河台校舎(東京都千代田区)
【参加費】 無料 (申込み方法は↓詳細を参照)
【詳 細】 http://academy.meiji.jp/ccs/top/annzen.html
◆◆◇ 平成18年度兵庫県立生活科学研究所シンポジウム ◇◆◆
「商品の安全使用を考える-誤使用する要因・させる要因-
兵庫県立生活科学研究所では、商品事故の実態から、いわゆる「誤使用」と
されるものについて、「誤使用する要因とさせる要因」の観点から商品の安全
性のあり方を考えるシンポジウムを開催します。
【日 時】 平成18年10月24日(火)13:00~16:00
【場 所】 兵庫県立生活科学研究所(兵庫県神戸市中央区)
【参加費】 無料(申込み方法などは↓下の詳細を参照)
【詳 細】 http://www6.ocn.ne.jp/~seiken/ ([各種ご案内]に掲載)
◆◆◇ 講座「人間生活工学」 ◇◆◆
「製品安全と誤使用防止の人間工学設計」(有料)
社団法人人間生活工学研究センターでは、製品安全の考え方と設計方法論の
演習講座「製品安全と誤使用防止の人間工学設計」を開催します。
【日 時】 平成18年10月5日(木)10:00~17:00
【場 所】 財団法人電気安全環境研究所(東京都渋谷区)
【詳 細】 http://www.hql.jp/education/kouza/kouza2006_08.html
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6.編集後記
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今号でご紹介した明治大学リバティ・アカデミーで開催される講座「製品の
安全学」。NITEの職員が講座のひとつを担当させていただくことになりま
した。ご興味のある方はぜひお申し込みください。
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【編集・発行】 独立行政法人製品評価技術基盤機構
生活・福祉技術センター 製品安全企画課
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