在日オーストラリア大使館及びオーストラリア産業科学資源省視察団がNLABをご訪問

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令和7年9月24日（水）、在日オーストラリア大使館の佐々木ダグラス調査官とオーストラリア産業科学資源省バッテリー政策課ディヤナ・ミルコビッチ課長を代表とする視察団３名がNITE大阪事業所のNLAB^※1を訪問しました。

オーストラリア政府は、リチウムやコバルトなど豊富な鉱物資源の強みを活かすバッテリー産業の拡大を目的としたNational Battery Strategy（「国家バッテリー戦略」）に沿ったエネルギーシステムの変革に取り組んでおり、御一行には、NITEの概要説明をはじめ、大型蓄電池システム及びEVバッテリーの安全性に係る試験評価に関する活動を紹介するとともに、NLAB施設全般をご見学いただきました。

加えて、NITE大阪事業所内に設置した“微生物による循環を実感できる展示”の見学体験を通じて、NITEが微生物の専門集団として、令和7年4月13日から開幕中の大阪・関西万博日本館の展示内容に関する制作監修を担当させていただいたことについてご紹介しました。

ご見学中に幾度も質疑応答がなされ、参加された皆様には高くご関心をもってご覧いただけたものと見受けられます。今回の訪問が、両国のバッテリー及び蓄電池産業の発展の一助になれば幸いです。

^※1 NLAB：National LABoratory for advanced energy storage technologies

写真右からNITE古田理事長補佐兼大阪事業所長、オーストラリア産業科学資源省バッテリー政策課課長ディヤナ・ミルコビッチ氏、 オーストラリア産業科学資源省バッテリー政策課課長補佐 ダニエル・ラウドン氏、在日オーストラリア大使館 調査官（産業・科学）） 佐々木ダグラス氏、NITE五十崎蓄電池評価センター長

圧壊試験室内で説明を受ける御一行