APLAC MRA 署名地位を継続することが認められました

2016年1月22日
独立行政法人製品評価技術基盤機構（NITE）
認定センター（IAJapan）

認定センター（IAJapan）は、アジア太平洋試験所認定協力機構（APLAC: Asia Pacific Laboratory Accreditation Cooperation）相互承認（MRA: Mutual Recognition Arrangement）署名機関としての地位を維持するために、4年に一度受審するAPLACの再評価（※1）を昨年2015年9月28日から10月2日に受け、2016年1月6日及び7日にバンコク市（タイ王国）で開催された第36回APLAC相互承認（MRA）評議会にて審議されました。

その結果、認定センターのMRA署名認定分野である試験、校正及び標準物質生産者の認定分野において、署名地位を継続することが認められました（※2）。

これにより、認定センターが認定した事業者が発行する試験報告書、校正証明書、標準物質認証書が、引き続きMRA署名機関間で信頼のあるものとして同等に扱われることとなりました。

APLAC相互承認の概要については、当センターのILAC/APLAC及び相互承認取決、第36回APLAC MRA評議会出席報告については、当センターのAPLAC 会議報告をご覧ください。

（※1）MRA署名地位維持のためには、認定機関は、ISO/IEC 17011（適合性評価機関の認定を行う機関に対する一般要求事項）及びAPLAC規則等に則り運営を行うこととされ、4年毎にAPLAC評価員による評価（ピアレビュー）を受審し、APLAC MRA評議会で承認されることが要求されています。

（※2）ILAC MRA署名機関としての地位継続も自動的に認められたこととなります。

以上