化学物質管理

(2)食器の種類と分類

日本標準商品分類から食器を検索すると、「調理用具」「料理用具」「飲食器」「食卓器具」「食料貯蔵器具」「食卓用ナイフ、フォーク、スプーン、はし及び付属品」など広範囲になります。しかし、一般的には料理の盛りつけや、食事をする際の「容器や器(うつわ)」であり、例えば、皿(さら)、椀(わん)、鉢(はち)などを食器と云っています。ここでの製品情報も「容器や器(うつわ)」に限定することとします。

「食器」イメージイラスト

1.食器を使用する人・場所による分類

主として家庭内で使われる「家庭用食器」、1947年頃から始まった学校給食用のアルマイト食器や、最近の耐熱強化ガラスのコレールなど「学校給食用食器」、ほ乳瓶に代表される「乳幼児用食器」、スーパーマーケットの食料品売場やコンビニの食品棚で見かけるスナック麺カップ、惣菜トレー、レトルト食品カップなどの「食品用容器(カップ&トレー)」に分類できます。

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2.構成素材による分類

プラスチック(合成樹脂)の性能・機能などの利点を活かした「プラスチック製食器」、けい酸塩を主成分とした種々の「ガラス製食器」、土を練り固め焼いた陶磁器、瀬戸物、チャイナなどの「土製食器」、ナイフ、フォーク、スプーン、ステンレス食器、洋食器などの「金属製食器」、木材資源に配慮し植物性繊維を使用した紙コップ、紙皿など「紙製食器」、輪島塗、京漆器や天然木をそのまま活かした「木製食器」に分類できます。

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