7.害が出るか出ないか、調べよう -リスク評価-
それでは、私たちは、化学物質をどのように管理すれば、私たちの体にも、環境にもやさしく、上手に使うことができるのでしょうか?

暴露量が無毒性量より大きければ、人に影響が出るかもしれません。
影響が出るかどうか調べる(評価する)ことをリスク評価と言います。
リスク評価して、影響が出る恐れがあるなら、その化学物質はしっかり管理しなければいけません。
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リスク:悪いことの起こりやすさ |
リスクという言葉をどこかで聞いたことがあると思います。なんとなく危ないイメージがありますね。
この絵を見てください。ライオンは危険な動物ですが、おりから出てこなければ、安心して見ることができます。この場合、おりに入っているから、かまれる可能性は小さいのでリスクは小さいですね。でも、おりがなかったら、リスクは大きくなります。
ライオンを化学物質としたら、おりは、化学物質を管理する工夫ということができますね。
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