電源コード及び配線器具の事故防止(注意喚起)
NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、別添のとおり、電源コード及び配線器具の事故防止記者説明会を行いました。
公表日
平成25年12月26日
本件の概要
報道発表資料
- 発表日:
- 平成25年12月26日(木)
- タイトル:
- 電源コード及び配線器具の事故防止(注意喚起)
- 発表者名:
- 製品安全センター
- 資料の概要:
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電源コード及び配線器具の事故(※1)は、たこ足配線やホコリ、水分の付着による電源プラグのトラッキング現象(※2)など火災に至る事故が多く、重篤な人的被害も起きています。加えて、冬に事故件数が増加する傾向があり、事故防止のための注意が必要です。
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※3)のうち、電源コード及び配線器具の事故は、平成20年度から24年度までの5年間に999件(※4)ありました。被害状況別にみると、死亡事故16件、重傷事故5件、軽傷事故115件、拡大被害(※5)506件、製品破損等357件ありました。
電源コード及び配線器具の事故は、日頃の清掃や注意事項を守ること等で、未然に防ぐことができます。社告・リコール情報の周知徹底も含め、製品を正しく安全に使用して事故を防止するために、注意喚起を行うこととしました。- (※1) ヘアドライヤーや電気ストーブなどの電源コード(電源プラグを含む)及びテーブルタップやコンセント等の配線器具の事故を含む。ただし、壁コンセントより内側の屋内配線の事故は除く。
- (※2)トラッキング現象:テーブルタップやコンセントに電源プラグを長期間差し込んだままにしていると、コンセントやプラグの周辺にホコリがたまり、そこに水分や油分が加わるとプラグの栓刃(差込刃)の間の樹脂部分に電流が流れて発火に至る現象をいう。
- (※3) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集した非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
- (※4) 平成25年10月31日現在、重複、対象外情報を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
- (※5) 製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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FAX:06-6612-1617
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