エアコンによる事故の防止について(注意喚起)
NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、別添のとおりエアコンによる事故の防止について記者説明会を行いました。
公表日
平成23年6月23日
本件の概要
報道発表資料
- 発表日:
- 平成23年6月23日(木)
- タイトル:
- エアコンによる事故の防止について(注意喚起)
- 発表者名:
- 製品安全センター
- 資料の概要:
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NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井至、本部:東京都渋谷区)製品安全センターに通知された製品事故情報のうち、エアコンによる事故は、平成17年度から22年度の6年間に467件(※1)ありました。被害状況は、死亡事故が5件、重傷事故が3件、軽傷事故が26件であり、1室以上の火災(※2)は99件でした。
エアコンの事故(※3)は、現象別に事故発生状況を分析すると次のような事故が、多発しております。- ①電源コードや連絡配線(※4)の継ぎ足し及び電源コードとプラグ部の接続方法が不適切であったため、接触不良により発火
- ②エアコン洗浄液等が電源コネクター部に付着し、結露によりトラッキング現象が生じ、発煙・発火
- ③長期使用により、電気部品が絶縁劣化又は漏電が発生し、発煙・発火など
エアコンの事故は、上記の①のような施工不良を施工業者が行った事故も発生しており、平成20年度から増加していること、6月から7月に増加する傾向があること、更に震災後の電力不足による節電のためエアコンをクリーニングする機会の増加が予想されることから、エアコンの事故を防ぐため注意喚起を行うこととしました。
- (※1)平成23年5月31日現在、重複、対象外情報を除いた件数
- (※2)柱、床など建物に火が及んだもの
- (※3)平成17年度から21年度の5年間に発生した事故のうち、「専ら設計上、製造上又は表示に問題があったと考えられるもの(原因区分A)」及び「調査中のもの(原因区分H)」を除いた事故
- (※4)室内機と室外機をつないでいる電線
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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