化学物質管理

第7回レスポンシブル・ケア 四日市地区地域対話(平成30年度)

第7回レスポンシブル・ケア 四日市地域対話

<平成30年度に実施した代表的なリスクコミュニケーション活動事例>
名称 第7回レスポンシブル・ケア 四日市地区地域対話
実施日時 平成30年10月12日(金)
地域対話会 14:30~17:00(14:00より受付開始)
意見交換会 17:20~19:00
目的 一般社団法人日本化学工業協会が制定した「環境・健康・安全に関する日本化学工業協会基本方針」及び「レスポンシブルケアの実施に関する基準」に基づき、四日市地区に所属する12社は自主活動の一環として2年に1度の頻度で、地域対話会を開催している。
場所 プラトンホテル四日市 3階ダイヤモンドホール(〒510-0087 三重県四日市市西新地7-3)
実施主体 一般社団法人 日本化学工業協会、RC委員会、四日市地区会員企業
規模・参加者構成 約200名(自治会関係43名、四日市市及び三重県行政48名、団体・学校関連5名(環境系財団法人3、 商工会議所1、 工業高校教員1)、ファシ1名、司会1名、マスコミ5名(化学工業日報社1、他新聞社2、ケーブルテレビ撮影2)、日化協96名(四日市地区76、他地域企業17、他3)
実施内容
  • 「レスポンシブル・ケアとは」 石原産業株式会社
  • 講演「コンビナートの防災対策について」 四日市市消防本部予防保安課
  • 企業発表
    「保安防災への取組み」 三菱ケミカル株式会社
    「保安防災・環境保全活動への取組み」 株式会社JSP
  • 発表内容に対する質疑応答
説明内容(住民対応としての視点) テーマは「コンビナートの防災対策について」
【企業発表1「保安防災への取り組み」三菱ケミカル㈱四日市事業所】
・耐震補強が完了した建屋を避難場所にしているが、収容人数は余裕があるので、地域の人も活用してほしい
・津波がくる恐れがある場合は、タンクが流れ出ないようにするために門扉を閉鎖する。
参加者からの質疑
  • 【塩浜地区自治会】
    伊勢湾台風の関係で防潮堤について。防潮堤を閉めますという話があった。行政と思うが、企業として防潮堤をどうするかということを企業としての考え方を聞きたい。ソフトの面でどうか?
  • 【日名川地区自治会】
    南海トラフの津波最大5mが80分で到達。パイプラインが近く、パイプラインの中身が漏れ出す場合の有害性など情報がない、ある場で聞いたら、テロ対策などのため、教えられないとの回答があった。アドバイスが必要ではないか。
  • 【楠地区連合自治会】
    第一コンビナートの鈴鹿川の本線をはさんだ南側に11000人が住んでいる。台風とか高潮においてどういう基準で災害対策本部を立ち上げているのか。四日市市が避難準備を出した段階で、企業も連動して本部を立ち上げているのか。各企業独自で判断をしているのか。最近、大きな台風がきている。企業内で何かあったら、我々も避難をしければいけないので、行政と企業どの連携がどういう形になっているのか、その点だけ教えていただきたい。
  • 【羽津地区連合自治会】
    予稿集にいわゆる危険タンクとか球形タンク、地震とか津波とか液状化対策、わかりやすく図示していただきまして「あ、こういう方法でやっているのかな」と、大変勉強になりました。こういうことを他の事業者さんでもやられているのか。その辺の進捗状況がわかれば教えていただきたい。
特徴的な取組 地震防災に関する議論が行われた事例。コンビナートで扱う危険物について、住民から災害を意識した情報提供の要望があり、企業及び四日市市消防関係から公開情報の所在などについて説明があった。
開催案内の方法 1年ごとに定期的に実施されている。
当日参加者に準備したもの
  • 予稿集
  • プラント建屋の耐震対策とプラント停止措置について記載した保安防災資料
  • アンケート
  • 日化協パンフレット
  • 青いエコバッグ
  • ボールペン
  • クリアフォルダー
リスクコミュニケーション活動の公表状況 レスポンシブル・ケアニュース で概要を公開
https://www.nikkakyo.org/organizations/jrcc/rc-news-pag
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