化学物質管理

第9回レスポンシブル・ケア 愛知地区地域対話(平成30年度)

第9回レスポンシブル・ケア愛知地区地域対話

<平成30年度に実施した代表的なリスクコミュニケーション活動事例>
名称 第9回レスポンシブル・ケア 愛知地区地域対話
実施日時 平成31年2月20日(水) 基調講演及び事例発表 14:00~17:00
目的 化学品を扱う企業が開発から最終消費に至る全ての過程において自主的に環境、健康安全を確保しその成果を公表し、社会との対話・コミュニケーションを行う。
場所 小牧勤労センター 〒485-0822 愛知県小牧市上末2233-2
実施主体 一般社団法人 日本化学工業協会 RC委員会愛知地区RC連絡会
規模・参加者構成 自治会4人、行政・学校関係15人、会員企業等(日化協含む)54人、その他2人、合計75人
実施内容 【挨拶】DIC株式会社小牧工場、小牧市役所
【講演】レスポンシブル・ケアの紹介とそのコミュニケーション活動について
【基調講演】暮らしの中の化学物質 ~正しく使って、賢く使おう、(愛知県環境部環境活動推進課環境リスク対策グループ)
【事例発表】関西ペイント株式会社:名古屋事業所のRC活動について、大日本塗料株式会社:小牧工場のRC活動について
【特別講演】 高齢化社会に向けて 救急の観点から 小牧市消防本部
基調講演「いざという時役立つ。防災・減災講座」 防災士
【質疑応答】
説明内容(配布資料以外で特筆すべき事項)
  • 【基調講演】
    化学物質のリスクからPRTR制度まで解説。自主管理であることに言及。事業所ごとの排出量の公開、地図上表示システムの紹介。リスコミの説明。農薬散布など家庭における化学物質管理について解説。
  • 【特別講演】
    小牧地区で過去の漏洩の記録はない。事故時の化学損傷についての情報提供の重要性を指摘(受傷状況、原因物質の特定、汚染除去)化学事故の場合、総務や本社からではなく現場から110番をしてほしい。
参加者からの質疑
  • 小牧市総合指令センターの見学で電話がかかると現場が表示されたが、小牧市独自のシステムか。
  • 熱中症の軽い症状で呼んで消防に負担をかけているのではないか、判断基準を知りたい。
  • アンケート結果から小牧市消防本部へ。緊急車両のサイレンについて。
  • 地震や台風の災害では、公助の限界があるのでは。
  • 地域への火災爆発の影響の軽減に取り組んでほしい。特に初動体制。
  • 地域市民活動への参加。地域と企業が共同で出来る場を構築してほしい。
特徴的な取組 消防の特別講演での化学災害時の対応の話は適切であった。(消防への伝達ルートが総務、本社経由で行われることによる情報伝達のミス。不要な時間経過)
開催案内の方法 定例的かつクローズな会合である。
当日参加者に準備したもの
  • 発表予稿集
  • 次第
  • 日化協パンフレット
リスクコミュニケーション活動の公表状況 レスポンシブル・ケアニュース で概要を公開
https://www.nikkakyo.org/organizations/jrcc/rc-news-page
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